県内の楽しいイベントやトピックスを日替わりでお送りするミニコーナー、
月曜日は、小豆島Short Short・・・を放送してイマス。
今年は申年。サルと言えば小豆島!
小豆島の中でも、寒い日に固まって暖を取るサル団子で有名な銚子渓。
そして寒霞渓ロープウェイ近くの老杉洞(ろうさんどう)のニホンザルたちは
昭和32年に香川県の天然記念物に指定されてイマス。
せっかくの申年。
小豆島でお猿さんに出会いたい!と
小豆島ボランティアガイドの松尾志郎さんに伺ってキマシタ。
小豆島全土には現在およそ2000頭の猿がいると言われてイマス。
「昭和31年1月に餌付けをしながら調査が始まったと資料に残ってますね。
銚子渓と老杉洞の2か所で調べたようです。
銚子渓では3か月で餌付けに成功したんですが、老杉洞では1年4ヶ月かかっています。」
「そして昭和45年10月の再調査で銚子渓が約200頭が500頭に増えたのに対し
老杉洞では140頭が180頭に増えただけ。」
寒霞渓はそれだけ厳しい山だということでしょうか・・・
原因は一つではないでしょうが、と松尾さん。
さてお猿さんの一番の見ごろはやっぱり秋だそうですが
「寒霞渓の紅雲亭から徒歩10分の老杉洞付近ではニホンザルが
見られる可能性は非常に高い。」そうデス。
寒い冬の時期、山で食べ物が少なくなったサルたちが困らないようにと
その周辺では餌付けを行っているんだそうデスよ。
「古い小豆島町の文化財の本には
『小豆島のニホンザルは気性が温和で美猿揃い』とも書かれていました。
人に慣れているので猿の声音を真似すると寄ってきたこともありますよ。」
・・・これはボランティアガイド、そして文化財の保護指導員もされた
松尾さんだからこそデスので、むやみにお猿さんに手は出さないように。
「銚子渓なんかでは手に何も持っていないことを
猿に見せるため手を広げて見せる、っていうこともしていますね。」
老杉洞は寒霞渓表十二景のうちの4景。
この時期の寒霞渓では木々の枝葉が取れ、画帳石、玉筍峰と言った奇岩がよく見えマス。
申年の今年は老杉洞でお猿さんに出会えるかもしれマセンね。
以上、今日の小島町Short Shortデシタ。
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2016年01月04日
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