冬においしい小豆島と言えば出来立てオリーオイルに
熱々の素麺。
素麺は夏、と思ってイマセンか？
熱々の素麺、とっても体が温まりマスよー。
熱々の釜揚げ素麺が食べられるお店と言えば
小豆島オリーブ公園登り口にある「我が家の手延べ・平井製麺所」
平井製麺所代表の平井康広さんに伺いマス。
「小豆島のお素麺は、伝え聞きなんですけど
約400年ほど前に小豆島の人がお伊勢さん参りに行っとったらしいんです。」
「行く途中に奈良県の三輪神社の横を通るコースで素麺を作っているのを見て
島でもそういう素麺が作れないかなと三輪のほうで技術を習ってきて
小豆島で広めたと聞いております。」
「お素麺の原料は小麦と塩・・・
後は麺の表面にごま油を塗る人が多いですね、小豆島の場合は。」
作る過程はだいたい14〜15行程もあるそうで平井製麺所では
午前3時頃から素麺作りが始まり午後7時まで作業が続くそうデス。
大変なお仕事なんデスね、とフクロウが言うと。
「自分が好きでしよるから、自分は大変じゃないですけど
いいものを作ろうという気で今もおるからね。
別に苦にもならんし製造する過程においては一つ一つ真剣にしよるから
しんどいことはないです。」
と笑う平井さん。
素麺の種類によって使う小麦を変えるなどこだわりの素麺屋さん
平井製麺所では製麺所前でお素麺を食べることもできマス。
「個人でやっているんで営業とかPRもなかなかできんので
仕事しながら来てもらったひとにちょっとずつ広がったらええなと思って。」
「一人前2束、で550円です
出来立てを食べてもらったら麺のつるつる感を味わっていただけるというかね
シンプルに一番いい状態を知ってもらえるというのが目的ですね。」
「今の時代はやっとんやけどネット販売はやってなくて口伝えの販売いうことで
軒先で食べてもらって気に入った人には買ってもらう
電話、FAXの注文が主です。
その代り、全国津々浦々運送屋が行くとこにはどこにでも発送します。」
「小豆島に観光に来られる方多いんで。
自然、景色いいんでいろんなとこ見てもらったらいいんですけど。
時間があればうちに来て、作りたて、ゆでたて、出来立ての熱々の釜揚げ素麺を
食べてもらったらこんな素麺もあるんやと、一つの旅の思い出になるんやないかと
思いますんで、ぜひ寄ってください。」
平井製麺所tel: 0879-82-1791
＜関連記事＞
小豆島の白いカーテン（オリーヴァー）
釜揚げそうめん、やってマス（オリーヴァー）
冬の小豆島ふるさと村（オリーヴァー）
熱々素麺のすすめ（オリーヴァー）
そうめんナポリタン（オリーヴァー）
そうめん屋まごころ亭（オリーヴァー）
