2015年11月11日
石のシンポジウム2015・2日目(オリーヴァー)
11月8日に今年で5回目になる石のシンポジウムが
小豆島町福田で開催されマシタ。
全国から約300名の人が訪れた今年のテーマは城壁。
基調講演もされた「かながわ考古学財団」の三瓶裕司先生。
クルージングツアーで同席させていただき小豆島の魅力を伺うと
「石丁場がそのまま保存されていること。国の指定史跡にもなっていますしね。」
全国に石を切り出した丁場は数多くありマスがそのままの状態で
残されているのはとても貴重なことなんだそうデス。
大阪城築城の際に運ばれることなく小豆島に残された残念石
そしてそこに残された刻印からひも解く歴史絵巻。
残石をどう大阪まで運んだかを学術的に調査。
また瀬戸内火山地帯の名残を残す石。
今年のシンポジウムでは魅力あふれる小豆島にとどまらず
本島へのツアー、そして大阪城、江戸城、金沢城の城壁についても
詳しいお話を聞くことが出来マシタ。
今回のコーディネーターでもある元大阪城天守閣館長の
中村博司氏は「研究者、愛好家の力で研究が進んでいます。」と
お話されマシタ。
そして「数名の鉄砲隊ですごい迫力です。
大阪冬の陣、夏の陣ではいかにすごかったか・・・」と
シンポジウム前に行われた堺火縄銃保存会による空砲演武についても触れマシタ。
シンポジウム前には山の神さん、大山津見神社へのジオサイト探訪に加え・・・
現代の石工さんによる石割り実演。
参加者のかたが一生懸命まっすぐに「矢」を石に打ち込む場面も見られマシタ。
NPO法人大阪甲冑隊の剣舞に居合い実演も行われ赤い甲冑に
きらびやかな衣装、迫力ある演武にと華やかなシンポジウムとなりマシタ。
火縄銃は空砲と分かっていても迫力満点。
盛りだくさんの石のシンポジウム2015、小豆島から飛び出して
石の魅力と謎を再発見しつつ幕を閉じマシタ。
小豆島町世界遺産化対策室の川宿田好見先生も日々、研究に励んでイマス。
来年はどんな石の秘密、魅力を見せていただけるのか今から楽しみデス。
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