大阪城築城の際に小豆島から運ばれていった、花崗岩。
またそれらを切り出した丁場と呼ばれる場所。
瀬戸内海の歴史、人々の暮らしを知るうえで貴重な場所やお話を
専門家の皆さまに教えていただけ、学べる機会デス。
今年の開催は11月7日(土)クルージングツアー、11月8日(日)シンポジウム!
お話を伺うのは小豆島町世界遺産化対策室の川宿田好見先生デス。

瀬戸内海・小豆島石のシンポジウム2015
11月7日(土)石の文化クルージング(7、8日の昼食等費用込¥3000)
午後12時〜約4時間半
※詳細はチケット送付時
11月8日(日)シンポジウム (参加無料)
会場:福田体育館(定員400名程度)
9:30〜11:00ジオサイト探訪:藤堂和泉守高虎が採石したと伝わる福田丁場
11:00〜戦国演武:NPO法人大阪城甲冑隊が深紅の鎧を纏い剣舞を披露
堺火縄銃保存会が古式砲術の実演
12:15〜シンポジウム受付開始
13:00〜15:00基調講演:北野博司氏 東北芸術工科大学歴史遺産学科教授
岸本尚文氏 大阪市立大学文学研究科准教授
三瓶裕司氏 かながわ考古学財団調査研究部主査
冨田和気夫氏 石川県金沢城調査研究所課長
15:00〜15:30石切の知と技術の対談:
現役石工 藤田精氏
川宿田好見氏 小豆島町世界遺産化対策室学術専門員
15:30〜1630フリーディスカッション
コーディネーター 中村博司氏
パネリスト 北野博司氏 岸本直文氏 三瓶裕司氏
冨田和気夫氏 塩田幸雄氏
コメンテーター 津村宏臣氏 長谷川修一氏
※同時開催:日本の刻印石パネル展

「今年で5回目となります。
今年は三都物語、大阪城、江戸城、金沢城を合わせて考えてみよう
今までは大阪城だけ見てきたんですけど
今回は他の石垣や丁場と比べてどうだろうか、と言う。」

なーんだかスケールが大きくなってきてイマスね!
「大阪城天守閣の元館長の中村博司先生のコーディネイトです。
シンポジウムの方は当日来ていただけたらどなたでもご参加いただけます。」

「シンポジウムに先立ち、
毎年いろんな石の歴史が分かる場所を案内する旅をやるんですけど
今年は11月7日『石の文化クルージング』こちらはお申し込みが必要になります。」
大人気ですぐに定員いっぱいになるクルージングツアー!
お申し込みはもうすぐ始まりマス(また告知させていただきマスよ!)

「今年は小豆島から丸亀市の本島まで行き海から石切り丁場見て
塩飽勤番所を見学します。
本島も指定遺跡となっているので見てみよう!と言うわけです。」
人名の島、本島に行くんデスね。楽しみデス!

「私たち世界遺産対策室では大阪まで石切り丁場の石を
切ったのか、どう運んだのかを考えています。
では江戸城は、金沢城は?と考えると
大阪城の作り方が新たに見えてくるのではないかと思っています。」
目線を変えて小豆島の石の文化、瀬戸内海の石の文化を考えるんデスね!
小豆島にある石の歴史と文化、知れば知る程興味が尽きマセン。
「大阪城だけでなく寒霞渓だとか石と関わってきた歴史が残っています。
今年は花崗岩、石垣を学びに来ていただけたら!と思います。」

石のシンポジウム(無料)へのお問い合わせは
小豆島町企画財政課(tel:0879-75-1800)まで
シンポジウムとセットのクルージング(¥3000)は
定員120名の先着順となりマス。
お申し込みはもうすぐ始まりマスのでしばらくお待ちクダサイ。
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