2015年09月16日
小豆島*秋祭り準備中〜要鉄商店街(オリーヴァー)
小豆島の秋祭りシーズンが来月から始まりマス。
10月11日(日) 小豆島町福田八幡宮秋祭り
13日(火) 土庄町伊喜末八幡宮秋祭り
14日(水) 土庄町土庄八幡宮秋祭り
15日(木) 土庄町富丘八幡宮秋祭り
15日(木) 小豆島町内海八幡宮秋祭り
16日(金) 小豆島町亀山八幡宮秋祭り
地区ごとに特色のあるお祭りが見られる中
珍しい取り組みをしている富丘八幡宮だんじり実行委員会にお邪魔シマシタ。
こちらは土庄港からすぐの渕崎にある要鉄(ようてつ)商店街・・・
お話を聞かせてくれたのは富丘八幡宮だんじり実行委員会の三木 政宏実行委員長。
こちらのお祭りは富丘八幡宮に大きな太鼓が地区ごとに集まって行われマス。
「この要鉄と言う地区は人数が少ないんです。
なので太鼓ではなく八幡丸(やはたまる)と言う船を引いて参加します。」
太鼓が奉納される小豆島の秋祭りではかなり珍しいデスね。
「昔はこの地域に娘さんが多かったんで
船の上で日本舞踊をして奉納していたんですがそれも少なくなり
渕崎小学校の民謡クラブが3、4年前には民謡を奉納したりしていました。」
「島内だけでなく島外に撃って出なければ先が見えない」
そう考えた三木さんらは和のテイストでパフォーマンスができる人を
島外からも募集し始めマス。
「島内から琴の参加もありましたし
岡山県から管楽器、高知県から引手と、参加してくれました。」
他の地区から今年は出られるのかと心配される要鉄地区。
だんじりに負けない奉納はないかと思いついたのがなんと!津軽三味線。
「ネットで調べて先生に来てもらいました。
ただ、奉納するために弾いて貰うので無報酬なんです。
で、お返しとして教室を開いて貰ったらどうかと・・・」
稽古場は使われなくなったお店を所有者が自費で改装!
先生は志度から通う筒井茂広先生。
マンツーマンでの指導をされるため午後1時から午後8時半まで
30分置きに生徒さんがぎっしり入ってイマス。
お邪魔した際にお稽古されていたのは今年の秋祭りに
八幡丸に乗って津軽三味線を奉納するというかた。
「馬場で太鼓に対した時に津軽三味線の音の速さや強い音でないと。」
と三木さん。
最初は商店街の方々7人のお弟子さんからスタートして
今では最年少の小学3年生から最年長の72歳まで
18名の生徒さんがいらっしゃるそうデス。
「この稽古場を借りたいという人が先日、見学に来ました。」
と、商店街の進む新しい形も見えてきているようデス。
津軽三味線の奉納は富丘八幡神社に太鼓が出揃ったあと
ちょうどお昼時に八幡丸とともに披露、奉納されマス。
伝統を守りながらも新しいことにチャレンジする
要鉄の皆さんのパフォーマンス、ぜひ小豆島でご覧になってクダサイ。
津軽三味線の教室は随時生徒さんを募集中
1ヶ月に2回のお稽古でお月謝は¥5000
(第1第3火曜日がお稽古日/時間などは要相談)
http://www.yo-tetsu.com/2.html
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