2015年08月19日
大人の遠足〜東海岸石丁場
暑いデスね。でも秋はもすぐ!だって突然豪雨にみまわれたり
油断していると朝降った雨を忘れてバス停のベンチでおしりを濡らしたり。
さて、秋はすぐそこまでやってきているというのに
暑い最中「大人の遠足」なるものにお邪魔してキマシタ。
大人女子が遠足に小豆島を選んだのは
「夜の映画村」や「リストランテFURYU」に行きたい!
じゃあ、せっかくなのでパワーをもらえる場所にと
選んだのが国の指定史跡にもなっている福田の石丁場。
石の歴史を語っていただくなら!と
特別にお願いをして小豆島町地域おこし協力隊員で考古学者の
川宿田好見先生に案内をお願いシマシタよ!
さて一行が初めての「石」に出会ったのは
何ともレアな場所・・・川宿田先生、ナイスチョイス!
大山津見神社、通称「山の神さん」
その名の示す通り、山の神を祀った神社デス。
山に入る石工さんがおまいりしていたそうで現在では
ご近所の方がたまにお参りに訪れるのみ。
「この辺りは昭和初期の石丁場としてとても重要な場所です。
昭和初期で採石が止まっているんですねー。」
山の神さんの裏手にあるご神体の大きな岩も見学し
少し涼みましょうと葺田八幡神社へ移動。
地元の方(水晶山写真倶楽部)と触れ合いながら記念撮影。
そして目指すは大天狗岩。
今回はマイクロバスを借り切っての移動。
小豆島では大きめのタクシーの感覚デスね!
「途中にある石彫は石の文化を残すために昭和40年代に作られたものです。」
「この東海岸が見渡す限り船だったはずなんです。
大阪城築城と言うのはそのくらいの規模の話なんです。」
とバスの中でもミニ石講座・・・大人女子とあって次々に質問も飛び出し
あっという間に天狗岩丁場へ ・・・せんせ?そのピコピコハンマーは?
「この矢穴と呼ばれる穴を石工さんは掘って
そこに・・・」と石割りの説明のための手作り道具デシタ。
「国指定史跡を傷をつけてはいけないので〜。」って作ったんデスね?
そしてとうとう辿り着いた大天狗岩。
川宿田先生の説明を聞きながらの贅沢な大人の遠足は
この後、レストランでの昼食へと続きマス。
なかなかこういった機会に恵まれることは稀デスが
今年も11月に石のシンポジウムが小豆島町で開催されマス。
石のシンポジウムではまた新しい瀬戸内海の石のお話も飛び出す予定。
詳細が決定したらお知らせシマスので是非ご参加クダサイ。
また、土日祝日は福田にあるFUKUTAKE HOUSEも開館してイマス。
ドライブコースにぜひ組み込んで・・・天狗岩丁場、八人石丁場など
遊歩道のある丁場を見学してみてクダサイ。
<関連記事>
山の神さん(オリーヴァー)
山の神さん続報(オリーヴァー)
石のシンポジウム、4年目を迎えて(オリーヴァー)
大坂城残石の謎解明へ(オリーヴァー)
ツーリズムとパワースポットとちび隊員と(オリーヴァー)
HOW TO 石割(オリーヴァー)
FUKUTAKE HOUSE2015に行きマシタ(オリーヴァー)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック