2015年07月16日
寒霞渓、夏に向けて〜小豆島自然観察会
湿度の高い季節にうんざりデスね。
でもこの湿度を楽しんでいる方々にお会いシマシタ。
小豆島自然観察会のみなさんデス。
小豆島の海、山、自然を観察する会で会員は30名ほど。
今回は寒霞渓で『コケ』『シダ類』の観察に集まったそうデス。
え?コケとかシダって楽しいの?
って思いかけた時に見せていただいたのが『石クラゲ』
「35億年前に自分に必要な水素を取り入れて邪魔な酸素を外へ出したのが
この石クラゲ。地球に酸素があるのは石クラゲがいたからなんですよ。」
・・・・・シダ、コケ類、気になってきた!!
さて、上空では運行が始まったばかりの素敵にピンクなゴンドラが
ウィ〜ンと(たった5分で)頂上駅を目指してマシタ。
で、これから表十二景を歩くわけデス。
で、コケにシダなんデスが・・・・
皆さま、非常に熱心。
スタンプラリーよろしく名称の書かれたチェックシートを
いただきマシタが・・・A4の紙に3列ぎっしり。
唯一、覚えやすかったのがマメヅタ。
豆っぽい形で、ちょっとかわいらしいデスしね!
「ウラシマソウの実がなってますよ。」
「こっちはホタルブクロ。中山辺りにもあってホタルを入れるんですよ。」
すっごく見てみたいデス!!
専門的なコケシダ類のお話はみなさん夢中デスが
まーそうそう簡単についていけるお話ではありませんデシタ。
でも「ほら、アジアンタム。」
おおオシャレなカフェにあるやつデスな!!!
この他にもキツネノカミソリなんかも見かけ
ゼンマイが茂ってしまって残念な様子も見マシタ(いや、シダ観察なんでOKなんデスが)
以前、登ったし今回はゆっくりお話を聞きながらなので
楽勝かなー。疲れたころに、気になるお花の名前も教えていただけるし!
しかもデスねー。
カタツムリに詳しい方もいて「コベソマイマイ。」
かわいーじゃないですか、ってことは例のアレは・・・
「カンカケマイマイ(ヤハタマイマイ)」
おおおおー。はーじめて見たー。
カンカケマイマイは小豆島に生息する香川県固有種の大型カタツムリ。
見るのも触るのもいいんデスが、決して傷をつけてはいけマセン!
条例に違反することになりマス・・・なので、全員でじっくり見る。
こりゃ楽しい!と一行に続いていくと・・・あれ?道が違うのでは?
「小学生の頃、遠足で荷物をちゃんとリュックに入れて
両手を使えるようにして登るんですよーって先生がね、言うんです。
で、張り切ってたらあっという間に登り切っちゃって・・・」
・・・ならば、オリーヴァーも大丈夫かな。
って・・・あ、足場が怪しいんデスけど・・・って言えないくらい
皆さん、サクサクって登っちゃう。
ようよう登りきると「ほら、寒霞渓のお花畑です!」
そこには先ほどみたホタルブクロが群生して、ウツボグサも満開。
崖の上で写真に撮れなかったカワラナデシコがピンクの花を咲かせてイマシタ。
おっと、忘れちゃいけない!
「キリンソウですね!」「え?」「あ、道端のものとは違いますよ!」
っていう(たぶん)セトウチマンネングサ。
小豆島自然観察会のみなさんが盛り上がっていたのは
『岩ヒバとカタヒバ』の違いについて・・・
・・・・分からん。
でも、すっごく楽しかったデス。
あ。四方頂ではネジバナも見られマシタよ!
本当にねじねじしてイマシタ。
※寒霞渓は国立公園デスので出会った動植物は傷つけないようにお願いシマス
きれいだから珍しいからと持ち帰りは厳禁デスぞ。
そのうえ、四方頂で(反省会のあと)ごちそうになった
オニギリとサンドイッチ・・・・幸せだー・・・・
「夏には子供向けに海辺の観察会も開いたりするんですよ。」と
事務局の坂本さん。
実はふくろう、今回は別のお話を伺うために同行させていただきマシタ。
そのお話は改めて・・・・。
今回は初めてカンカケマイマイも見られたし、珍しいシダのお話も
きれいなお花も見られ大満足デシタ。
「帰りは下りですので気を付けて・・・」と説明があるそばから
・・・あのう。乗ってみたいんデス。
「え?」
・・・新しい、ピンクのやつ。
「あ。」
・・・今日はどうもありがとうゴザイマシタ。
「じゃ、気を付けて!」
・・・スミマセン・・・・
ってことでいえーぃ!
新ゴンドラに乗っちゃいマシタ〜。見晴しサイコー!!!
(風が入ってきて涼しいー)
(あ♪事務局の坂本さんも乗車中〜)
小豆島自然観察会の皆さま、大変お世話になりマシタ。
心より御礼申し上げマス。
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