2015年07月15日
母の味〜みつわ憩の会(オリーヴァー)
これなんだか知ってマスか?
・・・柏餅でしょーに、って思いマスよね?
葉っぱの形、よ〜く見てクダサイ。
この葉っぱは柏の葉でなく『サルトリイバラ』の葉っぱなんデス。
先日、馬木の自治体の集まり「みつわ憩の会」で
この『サルトリイバラ』の葉を使ったちゃぼの葉だんごを作りマシタ。
ちゃぼの葉だんごを作ったお母さん達にとっては
とっても懐かしい味のようデス。
馬木みつわ會の片桐陽兆さんによると
「昭和30年代頃まで、田植え時のおやつとして
お盆のお供えとして作っていました。」とのこと。
調べてみると西日本一帯でちゃぼの葉だんごは作られているようデス。
ちゃぼの葉は、6月頃から秋頃までとれるそうで
「山のほうにはいっぱいあるし、庭に植えている人もいるし。」
とお母さん方。
身近な植物なんデスねー。
お母さん方の多くが県外からお嫁に来られた方々。
「岡山なんやけど、よく食べていましたよ。」
そして小豆島出身のお母さんは
「母が昔作ってくれて。
作ってくれたお母さんの年になってどうやって作っていたのか
知りたくなって、みんなで調べて作ってみたんですよ。」
ネットで打ち出したレシピを見ながら
「これだとちょっと水が多いなあ。」
と敏腕母達は「ちょうどいい加減」でわいわい楽しく作った様子。
「お盆の13日にお迎え団子にお供えしてたんですね。
秋になる赤い実はリース作りにも使えるんですよ。」
お母さんの味、懐かしくて作ってみたくなったんデスね。
で・・・お母さんの味に近づけマシタか?
「昔は小麦粉だけで作っていたからもっと黄色くて。」
「そうそう、日がたつと破裂してた。
それでも、おいしいって食べてたよなあ。」
今回、みなさんが作ったのは
ヨモギ入り、団子の粉、水団用の粉を使った3種類。
・・・これってもしかして
「お母さんのよりおいしくなったなあ〜。」
もちろん、フクロウもお相伴。
あんこが甘くて、もっちりしたおいしいお団子デシタ。
柏餅とよく似てマスが柏の葉ほど香りが強くなく
よーく味わうと口の中に柏に似た優しい香りが残りマシタ。
みつわ憩の会推奨のちゃぼの葉だんご材料(60個分)
小麦粉 1Kg、団子の粉 450g 砂糖 30g 塩 10g
熱湯 1500cc(加減を見て減らす)
あんこ(お好みで)
安田の夏祭りでは販売もあったそうデス。
小豆島は夏祭りシーズン。
どこかで見かけたら、ぜひお試しクダサイねー。
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