月曜日は、小豆島Short Short・・・を放送してイマス。
明日、火曜日は瀬戸内しまラジ!の放送日デスよ。

小豆島町醤の郷 奥座敷
ヤマロク醤油では杉桶で作る昔ながらの醤油作りを守るため
木桶職人復活プロジェクトに
タガフープ世界選手権での木桶アピールなどなど様々な活動中。

そしてこの夏に向け始めたのは醤野菜作り!?

醤野菜とは木桶で作った醤油の搾りかすを肥料に野菜を育てる試みデス。
(有)丸島運送店とともに現在は醤トマト作りに取り組んでイマス。
安田にあるハウスにおじゃましてお話を伺いマシタ。

はじめまして・・・じゃないデスね?
タガフープでお会いしておりマシタ!!(有)丸島運送店 専務取締役の
竹本 和史さんデス。

この醤トマトは現在2,6tが実っている途中。
6月中旬から東京の野菜専門店での販売が決まっているそうデス。
実は、先日馬木の岩ちゃん(石井岩男さん)
の畑でも見かけたんデス、醤トマト。

「元々は農業試験場から岩ちゃんが頼まれてプランターで実験的に
育てたものを東京に送ったら全量買い取るとのお返事をいただいて・・・」
とこれまでの経緯をヤマロク醤油の山本康夫さんが教えてくれマシタ。
「全量もなにもプランターで作っただけだったので。
昨年、試しにうちの鶴醤の搾りかすで作ったらめちゃくちゃうまかったんですよ!」

「糖度が9〜11って数字が出たんですけど。
スーパーにある同じくらいの糖度のものより甘く感じましたね。」と竹本さん。
素人考えでアレなんデスけど。
植物に塩分ってあんまり宜しくないんでは?
「適度な塩分はいいんですよ。
5%〜15%の間で試してみて今の状態になってます。
で、野菜って同じ種類を続けて育てるのは良くないので他の野菜でも試してみてます。」

「アレな!アレは旨かったな!!」
あ・・・!アレってなんデスか?
『秘密です!!』おおダブルで言われた。

「小豆島の野菜が東京に流通するのはこれが初めてなんですよ。
苺は出ているようですが。
醤油の搾りかすから美味しい野菜ができる。
その醤油を作っているのは木桶で作っているんです。」
野菜を作り始めてどーしたんだろう?と思ってたら
ぶれておりマセン!ヤマロク醤油!!

「和食が世界遺産に選ばれてますけど。
遺産っていうのはこのままだとなくなるってことなんです。
和食の調味料、醤油は絶滅危惧種なんです。特に木桶で作るものは。」

山本さん達は10年先を考えて、今!動かないとと木桶を作ることからはじめ
タガフープ、そして醤野菜へと進化を続けてイマス。
トマトだけにとどまらず次々に醤油の搾りかすを肥料にした醤野菜が作られ
「醤野菜」というブランド野菜が小豆島から全国へ広がる日ももうすぐデスね。

小豆島で400年続く木桶で仕込むお醤油作り。
たくさんの方にその良さを知ってもらえるといいデスね!
この肥料に使われている醤油かすは4年間かけて熟成された鶴醤。
塩分以外に何か美味しさの秘訣もありそうデス・・・

また、夏休み頃にはヤマロク醤油で一部販売予定デス。
もろみ蔵の杉桶仕込みのお醤油を見学して、ぜひ味わってみてクダサイ。
つか、食べに行きマスんでね、置いておいてクダサイよ!
以上、今日の小豆島町Short Shortデシタ。
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