中山千枚田の田植えが行われるいうので見学してキマシタ。

この日、田植えをしたのは香川大学農学部の1年生〜2年生。
農学部の先生方合わせて16名が参加シマシタ。
そして田植えをする田と苗を用意してくれたのは中山在住の
中谷さんと乾さん。

だんだんと小さな田で米作りをする人が減ってきている千枚田。
少しでも活性化につながればとボランティアにオーナー制度と
様々な取り組みを小豆島町と地元の中山棚田協議会はしてイマス。
さて、2年生は2回目、1年生は初めての田植えデス。

ハタと呼ばれる農機具は苗をきれいに一列に植えるためのもの。
印のついたところに3本ずつ植えていきマス。

そして田に水を引くのを・・・初めて見マシタ!

香川大学農学部では1年生の時にインドネシアに1ヶ月
農業体験に有志が参加するそうデス。

インドネシアは小豆島と同じく棚田なんだそうデスが
「規模のもっと大きなもの」なんだそうデスよ。
交換でインドネシアから香川大学へ。
そして中山での農作業体験もあるそうデス。
・・・そういえば昨年、中山で宿泊してイマシタねー。

慣れない田んぼの泥に足を取られながら
2枚の田んぼの田植えが終わりマシタ。

専業農家の方々は小さな田植え機を使っているそうデス。
が、やはり曲線の続く田んぼなので
最後は手植えなんだそうデスよ。

頑張ったらいいことあるよね!
早速、四葉のクローバーを見つけて和んで休憩。
・・・もっとすごいのも発見!蛇の皮デスか、それ・・・・

と終了したかと思ったら大間違い!
「上の田んぼの端にも植えていって!」と作業再開デス。

雨の中、標高約200Mの棚田は美しく
名水百選に選ばれている湯舟の水がどうどうと立てる水音の中にいると
幻想的な心持ちにもなりマス。

その間、学生さんらは一生懸命に田植えをしているわけデスが。

「今日、植えてもらったのは自分たちで食べる分です。
今はどこも機械を入れているけど、棚田には入らないところが多いので
作業はまあ大変ですね。」と乾さん。

中谷さんにお聞きすると
「大体6月初旬にはほとんどの田の田植えが終わるかな。」
とのことデスので、小豆島においでの際は中山千枚田の風景を
楽しみにお出てクダサイ。

晴れの日には青空を。
曇り、雨の日には鏡のように周りの緑を写す千枚田。
お天気に関係なくこれぞ日本の風景、という雰囲気を味わえマス。
先立って行われた田起こしのお様子↑
香川大学農学部有志のみなさん、お疲れ様デシタ。
田起しから初めて田植え、そして秋の収穫まで頑張ってクダサイね!
次回は青々と茂った稲に蒸しが寄り付かないよう行われる虫送りデス。

映画八日目の蝉のロケをきっかけに復活させた伝統行事に
地域の作業をお手伝いする大学生たち。
日本の良き時代がいつまでも中山で続いていきマスように。
虫送りのあとは米が炊けた頃、またお邪魔シマス♪
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