2015年04月23日
しまステイの宿〜小豆島ユースホステル(オリーヴァー)
よく前を通りかかっては気になっていた小豆島のユースホステル。
どんな人が泊まるんだろう?
どういった仕組みなんだろうかと・・・・えーい聞きにいっちゃえと
お邪魔させていただきマシタ。
案内してくれたのは萩原大輔 支配人。
お部屋などを拝見しつつ気になるあれこれ、質問攻撃!
萩原さんが小豆島でユースホステルを始めてまる七年。
「海外の方のご利用が増えましたね。」と言う萩原さんに
小豆島のどういったところをおすすめしているか聞いてミマシタ。
「海外の方はまずはハイキング。
寒霞渓の紅雲亭まで連れて行ってあげてレンタサイクルもあるんで
途中の猪谷っていうバス停に自転車を置いておいてあげるんです。」
ハイキングの後に自転車で醤の郷、坂手まで!!
お出かけになるお客さんが多いんだそうデスよ(すげえ)
「あとは醤油の蔵ですね。
そこだけでも感動して帰って来られます。」
海外の方々って具体的にどこの方が多いんでしょーか。
「ユースホステルの発祥はドイツなんです。
そのせいもあってヨーロッパ、フランスからが一番多いですね。
最近はアジアからも多くなっています。」
京都、大阪と都会を観光し小豆島へ・・・
小豆島の自然をみながら、島の産業、食を感じていただきたいと萩原さん。
食堂前のメッセージボードには、いろんな国の言葉で
感謝やおすすめスポットなどが書き込まれてイマシタ。
やはり若い学生さんが多いんデスよね?
「ご家族でのご利用もありますし。
もちろん大学のサークルなどの団体から一人旅もいろいろですね。
なので、ワイワイ騒ぎたい団体と静かに過ごしたい方が
極力同じ日に宿泊しないようにしているんです。」
・・え???
それは個人のお客様がいる日には団体客は泊めないってことデスか?
「人数の多い団体から予約が入っている時は最初にネットやお電話でのお問い合わせの際に
事情を説明して他の日程等をご提案するなどしています。」
え?宿泊施設としてはかなり珍しいんじゃないデスか?
「そうでしょうね。
せっかく来ていただくのだから、同じエイリア内で
お互いに気を遣い合うことがないようにしています。」
団体で来られる方々の中には音楽の合宿もあり
誰に気遣うことなく朝から夜まで発声の練習もできるんだそーデス。
いやいやいや・・・でっでも個人のお客さんがいるときに
人数の多い団体の申し込みがあったりしたら?
「日程をご相談させて頂いたりして対応させて頂いています。
そのかわり貸切対応にしたりと通常よりサービスします。
経営を考えたら泊まって欲しいって気持ちもありますけど
そこは一貫してまずはご相談させてもらってます。」
団体さんの来られるシーズンなどはほぼ決まってはいるそうデスが
こういった気遣いをしている宿は初めて聞きマシタ!
「宿、なんですけど。
ゲストハウス、ドミトリーですね。
布団の上げ下げなんかもしていただきますし。」
宿泊と食事は別料金のユースホステル。
宿泊や宿泊に伴うサービスにお金をかけず、旅を楽しむ方々が利用してイマス。
そんなユースホステルでありながら
「夕食は別料金で\1080、プラス\500くらいでお刺身が欲しい方につけます・・・
・・・が、大抵は赤出ちゃうんですよねー。
がっかりした顔は見たくないじゃないですか!」
「皆さん楽しんでいますよ。
楽しみ方を教えてもらっています。
僕がお客さんなら楽しいなーって思いますね。」
ご自身がユースホステルでバイトをしたこときっかけで一旦は他の仕事もしたそうですが
「天職だと思っています」と言えるこのお仕事に改めてついたそうデス。
大きなラウンジで旅人同士、そして萩原さんとも触れ合う
シェアスペース、ユースホステル。
萩原支配人の心遣いで更に小豆島も満喫できるんデスね。
もちろんこのGWは、ほぼ宿泊者で埋まってイマスが・・・
「エアポケットみたいに空いていることもあるので
お問い合わせください。」とのことデス。
http://www.jyh.gr.jp/shoudo/
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