「24時間365日、メンテナンス以外に火を消すことはありません。」
浪花堂の蒲さんは小豆島で塩づくりを始めて5年。
田浦に新しい作業場を設けたと聞きお会いしてキマシタ。
「NaClではなく海そのものの塩を食べて欲しい。」
日本の地の塩、それが蒲 敏樹さんの作る御塩(ごえん)なんデス。
小豆島に移住してきて同じく約5年、こだわりの塩づくりに加えて
奥様の和美さんとの生活にも素敵なこだわりがあるようデス。
「トレミー結晶というんです。海水だからできる塩の結晶です。」
最新式の塩作りでは99,8%まで塩分のみになるそうデス。
・・・が、蒲さんの塩作りは
「80%と純度が低いんです。
カリウム、鉄分などが辛味を抑えてくれるんです。」
「この味わいの違いが職人の目指す方向性」と蒲さん。
出来上がった塩はそれだけでなく
「最初にできた塩と後からできた塩」をブレンドすることで蒲さんの味になるんだそうデス。
奥さんの和美さんが「せっかくなので食べていってください。」
と用意
してくれたのは
家の近くのさくらんぼの葉で作ったお茶。
桜湯よりも桜の味がしっかりとしていて、とっても優しくておいしい!
そして『猪の干し肉』を炙ってくれマシタ。
猪の被害がここ数年で増えている小豆島。
このお肉は蒲さんが捕獲し自宅用に調理したもの。
販売しても受けるのではないかと思う美味しさデスが
「野生の肉ですから。厳しいですね。
前にいた岐阜では肉屋さんで販売していたので何か方法はあると思うんですが。」
「しっかり火を通してでないと怖いですから。」と
レバーペーストも作ったそうで・・・取材中に絶対飲んではいけないものが欲しくなりマス。
「最初にプレゼントしたものがすりこぎ棒なんですよ。」と笑う蒲さんに
「気に入ったすり鉢を手に入れたとこだったから。」と和美さん。
というか、パンもすごくおいしいデス。
「パン焼き用の窯があるんです。」
この窯も蒲さん製作だそうで・・・海を見ながらパンを焼くんデスか!
小豆島での美しい日々の暮らしを蒲さんご夫婦に感じマシタ。
ぜひ「御塩(ごえん)」を手にとって小豆島を感じてみてクダサイ。
現在、波花堂の「御塩」は二十四の瞳映画村、かまとこ、真砂喜之助製麺所などで
購入することができマス。
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2015年04月11日
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