
春の到来が遅い日本海側から
小豆島霊場には毎年多くのお遍路さんが訪れマス。
修行の地である小豆島霊場には厳しい岩山などの山岳霊場もあり
上り下りの激しい遍路道を歩くお遍路さん。

瀬戸内の温暖な気候を楽しみに訪れる多くのお遍路さんに
いち早く春を感じてもらおうとお遍路さんを迎える桜を
88箇所全てに植えようと始まったのが
「小豆島霊場、八十八桜の会」デス。
先日、早咲きの桜がどれだけ残っているかお参りも兼ねて
桜の会の橋本薫さんと小豆島霊場協会が桜遍路に行くというので
しまラジ!も参加させていただきマシタ。

3月のこの日、小豆島霊場本院に集合し参拝をしたあと巡ったのは
まずは55番本覚寺。
交通安全の身代わりの人形で有名なお寺デスね!

こちらには牡丹(ぼたん)という名前の桜が植樹されマシタ。
・・がまだ咲いていなかったので残念、と思ったら
65番の光明庵(同じ場所)の子福桜(こふくざくら)が見られマシタ。

なぜか、お行儀のいい鶏さんも。

こちらは54番宝生院。

植樹されたのは敬翁桜(けいおうざくら)デシタが見られる桜は静匂(しずかにおい)
植樹されたものとは違ってマシタ。

でもいい匂いのするきれいな桜デス!

そして移動・・・74番円満寺へ。
こちらは小彼岸(こひがん)
残っていると嬉しいもんデスねー(ふくろうが植えたわけでもないデスが)

そして宝生院で見られなかった敬翁桜(けいおうざくら)が
こちらで見られマシタ。

そして46番多聞寺へ。
ここのきれいなしだれ桜は「八十八桜の会」のものではなく
植樹された江戸彼岸(えどひがん)は見つかりませんデシタ。

このあとも一行は浄土寺、明王寺、光明寺、保安寺、安養寺、阿弥陀寺
そして常光寺桜のある常光寺へと「八十八桜の会」の桜を確認んしつつ巡拝をされマシタ。

写真提供:保安寺/豆桜
瀬戸内しまラジ!では3年前に取材をさせていただき
霊場の桜リストを作りマシタが今回の巡礼で変更がでたので
・・・鋭意まとめ中デス!

というのも今回は3月の早咲きの桜デシタが
ソメイヨシノが咲き終わったあとも、4月下旬まで見られる桜がいくつかあるので
珍しい桜を鑑賞がてらぜひ、小豆島霊場へお出かけになっていただきたいなと
おもっておりマス。

きれいな小豆島のなかの凛とした小豆島霊場。
そこに咲く「八十八桜の会」の人々の思いを受け継ぐ桜たち。
小豆島霊場に咲く桜の魅力を改めて明日のshortshortのコーナーで
お届けしたいと思ってマス。

小豆島自然観察指導員連絡会会員でもある橋本薫さんは
2008年に小豆島の山野草を紹介した改訂版「続・小豆島讃花(さんか)」を発行。
その本のあとがきには
「小豆島にはまだまだ豊かな自然がある。
“東洋のガラパゴス”と言っていいとあらためて実感した。
多くの人に誇りに思ってほしい」と書かれてイマス。

<関連記事>
小豆島霊場53番札所本覚寺の「みがわり人形」(ニーナ)
春の名残の霊場巡り・多聞寺(オリーヴァー)
小豆島霊場八十八桜の会 (ニーナ)
そこで、このブログをちょくちょく見て、情報を得ようと思います^^
GWのイベント、美味しいもの、これからたくさん掲載していきマスよ!
小豆島、満喫できると嬉しいデス。