2015年03月07日
等身大の夢〜地域おこしの力(オリーヴァー)
先日、県立小豆島高校で講演会が行われマシタ。
講演するのは現在、小豆島町で地域おこし協力隊員を務める4名。
あれ?講演会なのに壇上ではなく体育館で座り込んでマスね?
「年齢もそう変わらない僕たち」
20代の多い地域おこし協力隊員達、自らの経験を話し始めマス。
ちょっと(ええ!ちょっとだけ!!)年上のお姉さん川宿田好美さんは
今は考古学者デスが
「高校時代は音楽の道に進みたくて、できないなと思ったら
音響関係の大学を・・・それも難しいな、何ができるかなと
得意の英語で大学を決めました。」
あれれれれ?
こ、考古学って歴史方面では。
小豆島高校の2年生もきっとクエスチョンマークが乱舞しているはず。
「むしろ歴史は苦手でした。」
そして「私はむしろ学者になりたかった。今の川宿田先生理想でした。」
というのは絵かきの岡村美紀さん。
2年生を2グループに分け床に座って話す講演会という名のおしゃべりの機会。
もう一方のグループでは
「インプレッション、エナジー、強さは若い人にある。
見つけたこと、やりたいことがあれば、みんなの方に可能性はある。」
英語、日本語、タイ語に・・・と語学堪能で海外で活躍している写真家の
パトリック ツァイさん。
仕事をしていて嬉しかったことは?という生徒さんの質問に
「褒められた特!
これはいつまでも変わらない。本当に嬉しい。」と建築家の向井達也さん。
お話を伺っているとパトリックさんは自然とカメラの道に進んでいた。
向井さんは『偏差値』の壁を前に興味のあるものを真剣に考えた。
川宿田さんはやはり『偏差値』の壁の前に諦めることを続け大学に入ってから
本当に気になるものを見つけた。
そして岡村さんは勉強もスポーツも嫌い、絵を掻いて生活する手段を考えた。
将来の夢、そこに向かって行くなら早いほうがいいと
ちょっと苦い経験を話してくれマシタ。
そして「やりたいこと」を見つけると生きやすいと
進路に迷う生徒さん、迷うことで不安になる年代のみんなと話しマシタ。
瀬戸内国際芸術祭を機に自分たちの生活の場から出て
小豆島での暮らしを選んだ4名の協力隊員は
決して手の届かない遠い世界の成功者ではなく自分たちと同じ悩みを持って
ここにいると高校生たちは気づいてくれたようデス。
もっともっと話したいことがある、時間が足りなかったと
終了後に語っていた4名。
でも距離はしっかり縮まって、ちょっと変わった講演会のあと
4名のもとに集まる生徒さんも。
「こういう形で話をさせてくれるよう頼んだんです。」と向井さん。
お話の続きは馬木キャンプや坂手、福田で・・・になるかも知れマセンね。
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