2015年02月26日
美しい畑〜空井農園(オリーヴァー)
オリーブを育てている人をもっと知りたいと
農家さんをお尋ねしているふくろうデス。
今回は醤の郷周辺など町内に多くのオリーブ畑を持つ
空井農園の空井和夫さんにお会いシマシタ。
まず案内してくださったのは整然としたオリーブ畑。
「ここにあるのはルッカとミッション。
この他に苗羽や片城、蒲生と場所が離れているので大変なんですよ。」
オリーブの木の種類だけでなく収穫期にはこの畑ではこの木、と
熟度ごとに収穫しなければいけないと話す空井さん。
「もとは米作りの農家なので田んぼをオリーブに合う土壌に変えること
そこから始めました。」
初めて、何も分からず植えたときはこの畑じゃ何年ももたないよと
専門家の方に言われ随分と勉強したそうデス。
現在はオリーブオイルソムリエの他に搾油機の専門家である
マスターミラーの資格も持ってらっしゃいマス。
・・・マスターミラー(言葉がかっこいい!)
多くの畑が離れた場所にありながらも一番に気をつけているのは
「畑をきれいに保つこと。」
雑草などがないよう気配りをすることで
猪などの被害も少なくなると空井さんは言いマス。
「虫などの住む環境を作らないこと。」で
空井さんのオリーブ畑では猪の被害だけでなくオリーブにつきものの
病害の被害もほとんどないそうデス。
ところで空井さんのオイルは今年は単品種だけデシタか?
「実は忙しかったので、今年はブレンドにまで手が回らなかったんです(苦笑)
ブレンドはそれぞれの良いところが出て、面白いんですよ。
時間と手間はものすごくかかりますけどね。」
ミッション、ルッカなどに加えてフラントイオやセントキャサリン
コレジョラ、コロネイキ、アルべキーナなどの栽培もしているそうデス。
「今はオリーブは休眠期。
これから剪定の時期ですが葉からしか栄養を取れないので
剪定の仕方も考えていかないと。」とオイルが出来上がっても忙しそうデス。
そして今年のオイルは「ルッカ」と「ミッション」
「商標登録したんですが、このオリーブを収穫する女性。
これは私の母なんです。」
当時では珍しかったフルーツやハーブの栽培を楽しそうに
されていたお母様が空井さんの大切な理解者であり思い出だそうデス。
「同じポーズの写真があるんですよ。」(※HPで見られマス)
子供の頃は怪我をしたらオリーブオイルを塗りこんでくれたそうデス。
「今でもEオリーブオイルは、毎日食べるだけでなく
顔や手、髪にだってすり込んでいます。」
朝はトーストにヨーグルトに。
夜は「何にでもかけて食べてます。カレーにも入れると美味しいですよ。」
空井さんのEVオリーブオイルは出来上がると口コミでどんどん売れて行きマス。
「買った方からお礼のお手紙やメール、品物まで届いたことがあって。
喜んでいただけると嬉しいですね。」
空井農園のオリーブ油についてのお問い合わせは下記HPから
空井農園HP
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