2015年02月25日
味の花が咲く〜岬工房(オリーヴァー)
先日行われた香川県オリーブオイル品評会で
小豆島オリーブ協会理事長賞を受賞した岬工房さん。
品評会では初受賞・・・まだお会いしたことのない方デス(たぶん)
そしてオリーブ農家さんに興味津々の今!
お尋ねしてみよう!怖い人だったら逃げよう!!
と意気込んで行ってキマシタ。
「昨年2月に東洋オリーブを退職して両親の畑を受け継いで作っているんです。」
にこやかな笑顔の土居秀浩さんにお会いシマシタ。
(むぎゅう)
「味咲」の受賞、おめでとうゴザイマス。
ところで「味咲」はどの種類のオリーブを使ったオイルなんデスか?
「小豆島の主要4品種、ルッカ、マンザニロ、ネバディロブランコ、ミッション・・・
おお4種全部のブレンドなんデス・・・・
・・・・と、ナプレシーノにアルべキーナ、セントキャサリンですね。」
おっ多くないデスか!?
そして初めて聞く名前のものも。
「ナプレシーノはシプレシーノと言うこともあります。
完熟のルッカのようにまったりとした味のオイルでこれだけだと
バターのような感じで人によっては美味しくないって人もいますね。」
「アルべキーナは完熟りんごのような味。
セントキャサリンはスパイシーなオイルが採れます。」
ブレンドっていっぺんにダーって搾油機にいれてしまうんでしょうか?
「いえいえ・・・
単一で絞ってオイルを1つ1つ確認してブレンドしますよ。」
ブレンドってものすごく手間のかかる作業なんデスね・・・。
そこんトコロ肝に銘じてお味見させていただきマシタ。
「ライトなオイルでしょう?」
フルーティーなルッカの香りに適度な渋さに辛味も。
おーいーしーぃぃぃデス。
「そのまま岬工房ではなんだから、味が咲くと付けたんですよ。」
まさにそんな感じデス!
「これも味見してみますか?」
と出されたオイルは・・・こっちはピリ辛で好きデスがもう一方は
すっっっっっっごく辛い。
「どちらも輸入したオヒブランカです。」
生産地、生産者でこうも味が変わるんデスねえ(辛いぃぃぃ)
「小豆島産がなくなったら同じ味を作ろうと色々試しています。
来年はもっと生産数も増えると思いますね。今ある木が実をつけるので。」
そうしたらまたブレンドするんデスね!
「こんなことばっかりやって遊んでますよ。」
すごく大変な作業を楽しみながらされているのが伝わってキマシタ。
そして搾油、保存で温度管理をきちんとしていると言う
搾油のお部屋も見学させていただきマシタ。
「味咲は日本食向けです。」・・・ほーほー例えば?
「干物とか。」・・・・・え????
「合うんですよ?イカの一夜干しに今ならゲタ。あと肉じゃがにも。」
今まで聞いたことのないお答えが返ってきたよ?岬工房さん。
「味咲はHPか、高松だと栗林庵で購入できます。」とのこと。
ぜひお試しクダサイ。
※岬工房HP
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