2015年01月28日
オリーブオイルの官能検査(オリーヴァー)
1月30日に行われる香川県オリーブオイル品評会では
官能審査と言う審査が行われマス。
この審査方法についても香川県農業試験場 小豆オリーブ研究所の
主席研究員 柴田英明さんに伺ってキマシタ。
20社20品のオイルが出品される今年度の品評会。
「20品に中からですね、大きく5賞
香川県知事賞、土庄町町長賞、小豆島町町長賞、小豆島オリーブ協会会長賞
小豆島オリーブ振興協議会会長賞が選ばれることになっています。」
「国産のオリーブオイルの中で品評会に出しているところは
そんなに多くないですので、オイルのレベルから言うと
香川県、小豆島のが最高レベルであることは間違いのないところです。」
機械のように数値の出ない味。
どのような検査をするのでしょうか・・・・。
「8〜12名のグループで香りを嗅いだり味を見たり
オリーブオイルを統計的に評価するというのが官能検査ということです。」
「官能検査は周りの影響を受けないために
見えないようにブルーのグラスに入れることで色が見えないようにします。」
・・・ちょっと欲しくなって調べマシタがいいお値段のグラス、デシタ。
「緑色が強いと若い、辛いオイルというイメージを
持ってしまったり先入観を避けるためです。」
なるほどー。
「このグラスに入れた状態で味見していくんですけど
口直しをしなければならないのでお水を飲んだりスライス林檎で
口の中をリセットします。」
「鼻のほうもオイルを嗅ぐとだんだんわからなくなっていくので
他の匂いをかいだりして1つ1つリセットして検査しています。」
お水、ってイメージしやすいんデスが何故、林檎なんデスか?
「林檎っていうのは、オリーブオイルの場合
渋み、辛味、苦味が舌の上に溜まってきますので林檎で
味をこすり取る形でリセットするんです。」
確かに試したことがありマスがすっきりと消えマスね。
「今年はお天気も良かったということでかなり味もいいと思います。
各社とも量がかなり採れていますのでよりすぐりのオイルが出てくるのでは
ないかと思います。」
非常に楽しみな香川県オリーブ品評会。
当日もお邪魔してレポートをしたいと思っておりマスよー!
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