香川県オリーブ品評会オイル部門二次審査が行われマス。
香川県内のオリーブ業者の品質向上、技術開発を目的に
平成20年に実施され、NPO法人オリーブ協会が開催し7年目を迎えマス。
今年度のオリーブの出来具合、品評会について
香川県農業試験場 小豆オリーブ研究所の主席研究員
柴田英明さんにお話を伺ってキマシタ。
ところでオリーブ研究所って何をどうするところなんデスか?
「オリーブの栽培でありますとか、病害虫対策、技術指導を
行っています。」
農業試験場の中でもオリーブに特化したことをしているんデスね。
ところで小豆島だけでなく香川県内でもオリーブの栽培が盛んになってキマシタが
昨年のオリーブのでき具合を教えていただけマスか?
「昨年春先は温度が高かったので例年に比べ花の開花が早かったですね。
乾燥して着果が悪いかなと心配しておりましたが
十分水やりができたところでは着果が多かったです。」
「8月〜9月頃に台風があり、一部果実に傷がついたり
落ちたりもしましたが全体の2〜3%ほどで・・・・
最終的に収穫量という話になるんですけども県下全体でも過去最高ではないかと思います。」
心配だった台風の影響はほとんどなく、多く実をつけたようデス。
「農家さんが農協さんに出荷されたものについては62t。
平成21年に続く出荷量です。これに企業の方などの収穫量もありますので。」
最近は小豆島以外の収穫も増えてきてイマスが。
「小豆島以外も増えていますけど、やはり小豆島が多いと思います。
生産量で言うと国内の95%以上が香川県、小豆島は90%は生産しているので。」
「量にしても日本のトップリーダーですし
品質としてもトップを走っていると考えています。」
今週末30日には香川県オリーブ品評会がありマスね。
「オリーブオイルというのはオリーブの果実を搾ったそのままのオイルですので
味に違いがあるということで、誰かがそれを評価、審査しなければならないんです。」
「品評会ですが、1次審査と2次審査があります。
1次審査で化学分析を行いEXVオリーブオイルかどうかのチェックをします。
2次審査では官能検査が行われます。」
昨年までは県の研究所職員、オリーブの会社の方、料理研究家
の皆さんで審査をされてイマシタが。
「今年からは加えて東京から2名、オリーブオイル鑑定士とソムリエ
と外部の方も参加いただきます。」
EXVオリーブオイルの判断は官能検査と化学検査で行われマス。
今年はどのくらいのオイルを審査されマスか?
「化学検査で20社、全てが進んできたと聞いております。
おそらく香川のトップが選ばれるんですけど、20社すべて皆さんに
ご満足いただけるいいオイルになっていると思います。
その中からご自分がいいと思う好みのオイルを探していただければ
と思います。」
いよいよオリーブ品評会、官能検査の方法についても詳しく伺いマシタので
また、ご紹介させていただきマス!
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