
2015年の今年も島開きが賑々しくも厳かに行われマシタ。
行者さんの法螺貝が響く中、
岡山から多くのお遍路さんを乗せたフェリーが到着シマシタ。

海にフェリーにお遍路さん、小豆島ならではの光景デス。

今年もようこそおいでくださいマシタ。
たくさんの感謝の気持ちとお遍路の安全を祈願して
小豆島霊場から20名の僧侶が読経を始めマス。

たまたま港にいた方々も足を止めて手を合わせる様子も見られマシタ。
木彫りの修行大師像が担がれ、行道の準備万端。

チリーンチリーンと凛とした鈴の音が聞こえ始めると
御詠歌が海に響きだしマス。
鈴の音は何度聴いても感動的に美しい!

保育園児たちも白衣に菊の花を持ち「ほらー花!」と
笑顔を見せて列に加わりマス。

ふくろう・・・「ひよこー」と言われてしまいマシタ。
土庄港から小豆島霊場総本院までの約800Mを練り歩く島開き。

沿道沿いの店舗前は1年に1度の島開に
表に出て、お遍路さんに「ようこそお越しくださいました。」と
声をかける場面も。

途中、もともとはお遍路宿だった旭屋旅館では
赤い和傘が僧侶の皆様に渡され・・・
紫の法衣と合わさり遠目にもキレイデス。

総本院では到着したお遍路さんが般若心経を唱え
お札をいただき、これからのお遍路の安全を祈願シマス。

もちろん、一緒に歩いてきた御詠歌隊の皆さん、園児たち。
そして一緒に歩いてきた市川サン、ふくろうもお参りしてキマシタよ。

ご祈祷もしていただき
昨年いただいたお札をお返して、新しいお札をいただきマシタ。

今年のお遍路も無事に心安らかにできマスように。
・・・心安らかになる前に、市川さんに「大師まんじゅう」買ってもらいマシタ。

小豆島の霊場に興味のある方、来年はぜひ島開きにご参加クダサイ。
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