
7年前にスタートしたオリーブ牛づくり。
現在では、国内はもちろんマカオ、シンガポール、フランスへと
小豆島のオリーブをたっぷり食べたオリーブ牛は進出してイマス。
昨年2014年には今まで捨てていたオリーブオイルの搾りかすを
飼料にした石井正樹さんに農林水産大臣賞が贈られマシタ。

「協力していただいた皆さんのおかげだと思っております。」
とお話される石井さん。
オリーブ牛に託した石井さんのお気持ち、願いを伺いマシタ。

全国に知名度の広がっているオリーブ牛。
「一人の力ではありません。香川県の関係機関、みんなの力で
広まってきています。」

「海外でより高く取引されるよう頑張っていきたい。」
そう話をする石井さんですが、もう一つ目指していることがありマス。

「子供たちに和牛の味を知ってもらいたい。
日本の牛肉の味を覚えて欲しいんです。」
海外の牛肉が手軽に手に入る今だからこそ、本来の日本の味をと
県下の学校に給食として提供。

「昨年は小豆島以外でも大川、満濃町の小中学校で・・・
県下全部回る予定です・・・お母さん方にえらいことしてくれた!
子供が美味しかったから買うてくれ、と言われて困ると言われましたが。」

オリーブ牛のアピールだけでなく小豆島の特産品、観光地の
アピールをすることも増えた石井さん。
「不思議なもんで、オリーブオイルでも新漬けでも高いもんから売れていく。
新漬けの作り方を聞かれたり、勉強することも増えました。」

「池田の産直でも並んでくれて整理券が出るほどになりました。
脂がおいしい、むつごさ(くどさ)がない。
肉が柔らかく風味がある、オリーブのおかげだと思ってます。」

オリーブ牛に与えられる石井さんのオリーブの飼料は
東洋オリーブさんの食用オリーブオイルを搾ったものに限っているというこだわり。
小豆島からは年間150頭が出荷されてイマス。

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