2014年11月29日
小豆島狛犬探究会(オリーヴァー)
石の文化誕生シンポジウムで写真展示をされていた
「小豆島狛犬探究会」
ひじょうに気になったので現在サンオリーブで展示をされていると聞き
おじゃましてまいりマシタ。
神社に鎮座し神様を守る神獣。
狛犬のどんなことを探求しているのか・・・・
讃岐ジオパーク構想小豆島協力島民、狛犬探究会の
山西 輝美さんに案内していただきマス。
『小豆島のこまいぬたち パネル展』は12月1日(月)までデスよー。
飛鳥時代に日本に伝わった狛犬は、獅子(ライオン)だったそうデス。
平安時代に獅子と狛犬の像が対で置かれるようになり
江戸時代には大きく変化を遂げ多種多様の狛犬が作られるようになったそうデス。
・江戸狛犬文化圏
・浪速狛犬文化圏
・出雲狛犬文化圏
に分けられ小豆島には浪速狛犬の文化が入ってきたようデス。
狛犬研究をされている元龍谷大学教授 小寺 慶昭先生は
恐ろしい顔の狛犬から可愛らしい顔の狛犬に変化する
形式の狛犬が小豆島に揃っていることに驚かれたそうデス。
大西さんら、狛犬探究会では
「小豆島の人が狛犬が作られた時代」「誰が作ったか」「どこにあるのか」
を調べるため聞き込み調査をしながら小豆島中の神社を巡ったんだそうデスよ。
ふくろうの記憶に残るのは中山、肥土山の狛犬。
お尻がちょっとかわいいな、って思ってマシタ・・・不謹慎デスねえ。
お尻を見たらワオ!ですよ、と笑う大西さん。
聞き込み調査、実際に古い地図を見ながら探す・・・そうして
・小豆島で見よう見真似で作ってみたもの
・庵治で修行した小豆島の石工が作ったものなどを発見。
石工さんの名前も残っており
お名前も作った狛犬の写真も展示されてイマスよ!
小豆島の石工さんが作った狛犬の集大成は肥土山の狛犬だと
いう大西さん。
「小豆島で狛犬が作られるようになったのは明治ちょっと前。
その頃から石を彫る技術が上がってきたと思われます。」
残念ながら現在、狛犬に見られる飾り彫りをされる石工さんはごくわずか。
「土日の展示には現在の石工さんが作ったミニチュアの狛犬も
展示していますよ!」とのこと。
写真は狛犬がしっかり分かるようバックを黒で加工。
ふくろうが覚えてきたのは
「拝殿に向かって右が獅子で雄。左が想像上の生き物の角のある狛犬さん」
これだけでも、初詣の時に別の楽しみが出来た気がシマス。
よく知っているようで知らない狛犬さんの世界
覗いてミマセンか!
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