2014年12月16日
大人の農育〜井上誠耕園(オリーヴァー)
井上誠耕園の井上智博園主がスペインから帰られたと聞き
お会いしてキマシタ。
「今年の緑果オイルは単一品種。
アンダルシアのピクアル、アルべキーナ、オヒブランカ。
違った品種のオイルを味わうというのが今年の目玉ですね。」
「毎年、緑果らしくがテーマ・・・なぜ早摘みするのかと言うと
完熟するとマイルドになるオリーブオイル。
早摘みで独特の味を感じることができることができる。
そしてポリフェノールは熟すにつれ失われていくこと。
この2つに着眼して作っているんです。」
「高酸化作用の強いポリフェノールは
アンチエイジングに効果があります。1回、2回使って変化が
あるわけではないですが、継続することで効果は期待されます。」
食べて美味しく体にも美味しいオリーブ、ポリフェノールたっぷりの
うちにいただく、ということデスね!
「オリーブというのは違った種類を園地にまばらに置くことで
園地ごとに収穫する方が効率がいいんです。
自然とブレンドされるのが世界的にも多いんですね。」
品種ごとの収穫には手間も時間もかかりマス。
品種ごとの微妙な味の違いもお客様に楽しんで貰えたらという井上園主。
「作り手のフィロソフィが味を変化させるんです。
オイル作りの向こうにあるストーリー、ロマンですね。」
スペインでも井上誠耕園に注目が集まっているようデス。
「世界最大の産地であるスペインには日本の耕地、小豆島の耕地では
勝てないので、父から受け継いだオリーブ作りを持ち込んで
質と量を融合させた生産体制を作りたいというのがありました。」
つくり方を含め小豆島産のオリーブオイルが浸透してきた今、単一品種の味を
味わってより深くオリーブを知ることができそうデス。
「ワインと一緒で同じ品種、風土の違い、栽培者、オーナーの熱意でも
味が変わってくる奥の深いものですよ。」
オリーブのことをもっと多くの方に楽しんで貰える計画も
色々と考えているという井上農主。
これからの井上誠耕園からも目が離せませんようー。
さて、カフェ忠左衛門に行く途中にある井上誠耕園事務所。
ここでも商品が購入できるようになりマシタ。
カフェ帰りにもふらっと寄れて嬉しいデスなあ〜!!
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