
早朝から獅子が各家庭にまわって、祭りの一日は始まるそうデス。
葺田八幡神社に太鼓が岡、小部、尾崎、浜の4つの地区から集まり
順にかき比べが始まりマス。

荒々しい太鼓に見とれていると
「お昼休憩においでー」と誘われるままにオリーブ染の暖簾がかかったおうちへ。

おばあちゃんとお母さんで作った祭りの日のお昼ご飯。
お稲荷さんに素麺、子供たちの好きな唐揚げやサラダが
並んでイマシタよー。

食事が済むと、男の子だけでは数が足らないと
女の子も太鼓台に乗り込み、太鼓を叩くため支度を始めマス。

赤い着物に白い幅広のタスキをかけてもらう娘さん。
なんだか微笑ましいデス!

「・・・・・あれ?・・・・・・」
・・・あきゃっ娘さん、大丈夫デスか?
「大丈夫!大丈夫!ほら出来た。」

お腹も膨れて、祭りに再度出向きマス。
とってもおいしいご馳走をありがとうゴザイマシタ(幸)

屋台も並んで華やかな雰囲気。
もちろんアジア食堂でもお祭りの半被姿が見られマシタ。

そしてまた、太鼓台が境内で暴れだしマス。

地区によってはかき手が少ないところもあり
そんなときは他の地区からどんどん阿吽の呼吸でかき手が集まりマス。

1t近い太鼓台をコントロールするのは大変そう!!
腕を伸ばして持ち上げたかと思えば地面すれすれに倒してみたり。

本当、見ていて飽きませんデシタ。
けっこうハラハラしておりマシタよう。

余裕のある笑顔デスが、今日になってどっか痛いとこはないデスか?
浜地区では地域おこし協力隊の川宿田さんも参加。
「笛も練習したんですよー!」ともう福田っ子になっとりマシタ。

笛や太鼓に合わせて登場したのは各地区の獅子。
これまた地区ごとに全く違った動きとお獅子で楽しいやら
こわいやら!の伝統芸「獅子せかし」
獅子が登場するのは小豆島の秋祭りでもここだけ!デス。
◎岡地区


子供たちと獅子が軽快なリズムで・・・楽しい!
子ども達と一緒になって獅子が踊りマス。
◎尾崎地区


実は昨年、祭り前日に家々をまわる時について行き感動シマシタ。
獅子が眠ったと思ったら・・・!子供たちが獅子を眠らせ豊作大漁祈願をシマス。
◎浜地区


境内を所狭しと駆け抜け、牡丹の花にじゃれ合うように
笛太鼓に合わせて踊りマス。
・・・そして吉田のねりと言う薙刀を使った舞いが披露されマス。
子供さんと大人がそれぞれに披露し、大人のねりは思い切り薙刀を打ち付け迫力満点。


◎小部地区


思わずぎゃあ、と叫んでしまう「暴れ獅子」と呼ばれる獅子舞は
かしらが入れ替わりながら、観客に突進!いつ来るか何度来るかわからず
大興奮デシタ。

獅子せかしが終わると神主さんや地域の方々が破魔矢を射りマス。
その矢を取ると幸せになるというので
矢が放たれる度に、どこにそんな体力が残っていたのか!というほどの大騒ぎデス。

次々に矢が放たれマス。
遠くに飛ぶもの、近くに落ちるもの・・・


手にした方たちは本当に嬉しそう!
オリーヴァーも取りに行きたかったデス。
(矢に当たるかも。)


最後に福田八幡神社に向けて奉納。
本当に最後に力いっぱい担ぎ上げてイマシタ。
皆さん、おっとこ前でゴザイマシタよう!!

そのまま海べりへ移動して、最後の神事が行われると
お祭りは終了。
午前11時に始まって午後3時半まで、あっという間に
過ぎていきマシタ。

たくさんの方に出会いマシタ。
どのお祭りも地元を愛する人たちでいっぱいデス。

昨日から秋祭りシーズンは始まったばかり。
台風が過ぎた頃、ぜひ一度小豆島の秋祭りにお出かけクダサイ。
勇ましくて温かい人たちに会えマスよ!
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