2014年09月12日
宝食品にお邪魔シマシタ(オリーヴァー)
先日の取材以来『佃煮職人の知恵』が気になっているふくろうデス。
宝食品さんではカレーまで作っている!と聞いて
なーんと宝食品株式会社、谷本 充代表取締役にお会いしてキマシタ。
谷本社長、なんでまたカレーを作っているんデスか?
宝食品さんのカレー!!!!
オリーブカレー以外のものもあるんデスね〜。
「香川県からの依頼で讃岐三畜の3種類を作ったのがスタートです。
何か讃岐三畜を商品にできないかということで。」
讃岐三畜って言えばお肉の中でも美味しいけどちょっとお値段が張りマスね。
「どうしても割高になりますので
佃煮を炊く釜でカレーを作ったらどうだろうかと。」
讃岐コーチン、讃岐夢豚は\540、讃岐牛は\720にまで抑えたそうデスよ!
「それで、小豆島らしいものをと
小豆島産のオリーブと隠し味にお醤油を使った商品も作りました。」
こちらも\540・・・オリーブの実が入っているんデスね!
「1つ1つ種を抜いて入れたのでやっぱり割高にはなりました。」
「工夫して素材をどうにかしてやろうって気持ちですね。
それで同じように始めたのが、こちらのシリーズです。」
「全部で7種類あって。関東の高級スーパーに卸しています。
他の炊き込みご飯の素と違うのは余計な具が入っていないことなんですよ。」
こちらは鯛めしの素。
「カマだけを使って、このカマも焼いてからレトルトにしています。」
旨そう・・・・。谷本社長・・・これって関東にしか???
「京宝亭では購入できます。
\500〜\700で2合用にして価格を抑えました。」
贅沢素材色々〜
他のも面白いものがありますよ、と海苔の佃煮を見せていただきマシタ。
「海苔の佃煮は四万十川の漁業権を持っているので
四万十川の海苔がメインですが、こちらは小豆島産を使用しています。」
『いつも買っているんだけど、お米を普段食べない子供も
海苔の佃煮があったら食べてくれるんです。
野菜も嫌いなので野菜も一緒に食べられたらいいのに・・・』
とお客様に言われたことがきっかけで
「じゃあ、野菜を入れようと。希少糖も使っています。
モロヘイヤは多く入れると雑味苦味があったり
ピーマンがどうも残っていたので子供さんは嫌かな、と
ミキサーにかけて完全にペースト状にしました。」
佃煮の需要は7〜8割が60歳以上の方、そして残りが小さなお子さんなんだそうデス。
「ちょうどあいだがいないんですね。
昔ながらの佃煮も続けながら
ヒットするかどうかは分かりませんが新しい方向性も探っているんです。」
流石だなーと感心しきりでホーホー言ってばかりの取材デシタ。
宝食品さんでは工場がお休みの土日祝以外は佃煮工場の見学もさせていただけマス。
「京宝亭にお電話でご予約ください。
団体でも1人、2人でも大丈夫ですよ。」とのことデス。
佃煮の技術、知恵を使ったいろんな商品、ぜひぜひお試しクダサイ。
今回ご紹介した商品は、京宝亭さんで購入できマスよ!
ちなみに宝食品さんで使っているお醤油は90%マルキン醤油。
他にヤマヒサ、左海醤油さんだそうデス。
◎京宝亭(苗羽)
電話:0879-82-1441
営業時間:午前8時30分〜午後5時
※二十四の瞳映画村にもありマス
新感覚!小豆島佃煮(オリーヴァー)
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