2013年09月04日
つながる
中に入ろうとしたら・・・「ちょっと待って。」とエリックさん。
「メインの入口は元々正面にあったのを左端に移しました。
外から内に入ることで外と内を繋ぐ橋があるんです。」
「小さな入口から入ってフロアを上り下りする変化を
橋と思っていただくと面白いと思います。」
んんん・・・なんだかそんな気になってキマシタよ。
いろいろ、つながっているわけデスね。
建物の端からはほぼ全体が見渡せ・・・真ん中に綺麗なアーチの橋。
「橋の真ん中に座って。」
橋の下には石・・・
「川、海をイメージしました。
大きな石はもともとこの家にあったもの、メッセージの書かれた石は
石がしゃべっているイメージです。」
「天窓には鏡を置いています。
対岸から見ると相手が見えて、ここもつながっています。」
うおー!「きょく」は体感型のアートなんデスね!
楽しいデス
「ここに座ると、窓の外の景色が見えて・・・」
内と外がつながりマス。
窓から見える景色、そこに通りかかった人がいれば
その人とも・・・つながりマスね。
市川サン、けっこう興奮気味。
実はエリックさんが最初に訪れた日本、は市川サンの故郷。
「美しい場所を忘れられなくて思い入れが深かった。
小豆島と台湾は同じ島。
瀬戸内の豊島や犬島にも行きたいと思っていたので
人生においての夢が叶った。
・・・なんといっていいかわからないけど、僕は今ここにいるんです。」
さて、奥には古い写真や机、本何度が置かれた小さなスペース
がありマシタ。
緑のポストは台湾の郵便ポストの置物。
緑なんデスねえ〜。
「過去のものを見て、ここで座る。そして手紙をここで書いて
またつながりを感じて欲しい。」
はがきは福田の風景の中に・・・福田のおっちゃん達がイラストで描かれてイマス。
ここで書いた葉書は表にある投函口に入れると
ちゃんと宛先に届きマスよ!
今回、エリックさんの通訳をしてくださったのは
公益財団法人 福武財団 アートマネジメント担当の但馬 智子さん。
とっても楽しく拝見することができマシタ。
エリックさん、但馬さん、ありがとうゴザイマス。
この家プロジェクト「きょく」と福武ハウスは今月6日から
土日祝日にオープンしてイマス。
見どころ、遊びどころの多い小豆島。
でも、絶対に一度は福田に訪れてみてクダサイ。
きっと誰かとつながることができる場所デス。
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