2013年08月25日
喋楽苦!
最初から最後まで笑いっぱなしの喋楽苦デシタ。
三人三様の二十四の瞳体験は
『当時、黒澤はカッコイイけど木下が好きは言っちゃいけない雰囲気』ながらも
『木下恵介アワー』で観ていたこと
司会を務めた橋口亮輔監督
『普遍的なものを丁寧に作るということが刷り込まれているんですね』
とそれぞれの現在のお仕事に少なからず影響があったようデス。
豊島に移り住んだご友人に会うことも小豆島行きのきっかけになった鈴木敏夫氏
アカデミー賞の授賞式で鈴木さんから「夏、よろしくね!」と
今回の日程を知らないまま声をかけられたリリーさんは
「おでんくんがジブリに?」「声優?」とかなり興奮されたそうデス。
これが小豆島?でかい大陸だった、とリリーフランキー氏
『これほどまでにリメイクされる映画はない』と二十四の瞳について・・・
「あんな名作があったら普通、作れないですよね。」(鈴木氏談)
「二十四の瞳と言えば観た事がない人でも小豆島を思い出しますよね。
小豆島で先生するのってハードル高いですよね
大石先生はそうじゃなかった!って。」(リリー氏談)
「いい映画には僕は人生の全てが詰まっていると思うんです。
年代、経験で見え方が変わって。
二十四の瞳はそういう映画だと。」
映画の話題から気になるスタジオジブリのお話まで。
あっという間の90分。
会場にこの日集まった500人の映画好きのお客さんの笑い声は絶えませんデシタ。
場所を移して記者会見も行われマシタ。
瀬戸内しまラジ!では『次に小豆島に来る機会があれば?』と質問。
橋口監督は
「小豆島は人口が減ってしまったと聞いて・・・」
「橋口さんは移住をしたいみたいなんで、家を紹介してください」
と途中、リリーさんが突っ込むと、
「仕事ありますかねえ・・・
こっちに泊まって朝、カーテンを開けると海。
ここでは(ストレスがなくてかえって)脚本が書けないって。」
鈴木さんは
「1日前に手島に移住した友人に会って話しまして。
これから地方の時代になりそうだと、面白い時代ですね。
地域に根ざしてやっていこうという転換期に差し掛かったと感じています。」
「今の若い子、地元好きになるのが早くなりすぎ!
よく高松港から他に島に美術周りしてましたが小豆島ははじめて。
また遊びに来たいな。
全然、見られなかった。オリーブオイルをお土産にって頼まれたけど
小豆島産がなかったし。」
早くに売り切れるんデスよ・・・冬にいらしてクダサイとお伝えシマシタ。
また改めて二十四の瞳について伺うと鈴木さんは
「一言で言うと反戦映画だったんだな。
そして1本の映画がこの地域にこんなに影響を与えたことに驚く。」
「見る人達の視点で変わっていく、戦争の残酷さ
そんな面がある映画だからリメイクされ一過性のものではない
普遍的な映画ですね。」とリリーさん。
「現代版の二十四の瞳を作るとしたら
戦争ではなく、震災などの理不尽なことが起きている
もっときつい時代になっているのかも知れないって思うんですよ。」
と橋口監督。
実はこのあとも3人の面白トークが繰り広げられ
取材陣もついつい笑ってしまうことに。
またこういった機会があれば是非、参加したい!と思ったオリーヴァー デス。
昨夜、8月24日〜8月30日まで夜間営業中の二十四の瞳映画村。
橋口監督、鈴木敏夫氏のオススメ映画が鑑賞できマス。
詳しく映画を説明する橋口監督に
「あんまり話しちゃダメ!最後は爆破があったりゾンビが出てくるかも!」と
茶々を入れるリリーさん。
「2人だけ・・・僕だったら温泉みみず芸者(鈴木則文監督)を勧めるのに。」
・・・ちょっと観てみたい。
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