2013年08月20日
三都半島全17作品一挙大公開
@土井満治(広島市立大学芸術学部彫刻専攻助教)
水平線の庭/旧二生小講堂前
福田の石を使い水平線上の屋島、小豆島、豊島など・・・
「その日、僕が見た主観的風景」を表現。
※二生公民館奥に駐車場がありマス。作品は公民館裏手。
A向井藍(同大彫刻専攻大学院1年生香川県出身)
向こう側のこちら/旧二生小講堂
香川県の海辺で育った筒井さん。
「海をはさんでどちらからも見えるけど近づけない。」
自身の体験を作品にしたとのこと。
二生公民館から車で約5分。
右手に広い空き地が見えてキマス・・・奥には地元の方が集めた
古い石の道具類等が置かれてイマス。
B伊藤久也(第10回小豆島AIR招聘作家/東京藝術大学先端芸術表現科修了)
A Family Affair/吉野海岸空き地
「小豆島で集められた乳母車にベビーカー。
その上に乗っているのはマントル直結安山岩。」
神浦にある海岸で見られるこの石はこの付近でマントルが噴火したことを
現在に伝えるもの。
付近の人が集めた古い石の道具類も一緒に見ることができマス。
そこから吉野海岸へ向いマス。
瓦倉庫では三都半島の方のお話をまとめた映像作品もありマスよ。
C尾身大輔(広島市立大学芸術学部彫刻専攻大学院1年生香川県出身)
青天の霹靂/吉野海岸瓦置き場
「楠を使った小豆島で捕まえたアシハラガニ」
・・・美味しくなかったそうデス
見学者から質問の多かった尾身さん。
「いつもは動物ではんく、妖怪とか作って。」
いるそうデス。さてお隣では・・・
D山本佳織(同大彫刻専攻大学院1年生香川県出身)
あぶく/吉野海岸瓦置き場
「高松の番丁出身で。高校時代は陸上部でした。」
針金で作った生命の輪・・・山本さんのように走り出しそうな勢い!
このあと裏手にある作品説明に作家さんより指名を受け
体を張って実演してくれマス。
E藤江竜太郎(同大デザイン科立体造形専攻助教)
金枝祭壇/吉野海岸前空き地
「漁具を用いた祭壇」は人が乗って遊ぶこともできるそうデス。
「出来上がった時に小豆島の子供たちが遊んでくれた話を聞いて嬉しかった」
・・・という遊び方はこちら
海岸の防波堤沿いに少し歩くと・・・
F久保寛子(同大修了生、広島市立大学協力研究員)
海の群像/吉野海岸防波堤
「焼き物用の粘土を焼かずに」使った作品は
「近くで見ても、また少し離れた場所にある台の上から輪の中から
海を望むように鑑賞しても」
ここからは蒲野にある三都公民館へ移動。
GCharles Worthen(広島市立大学美術家彫刻専攻准教授)
ウキシシ/三都公民館プール
「小豆島にはもともと猪はいなかった、泳いでやってきた
そのことにとても驚きました。犬かきらしいです。」
と本当に驚きを隠せないチャールズさん。
プールの外からの鑑賞になりマス。
・・・思ってたよりピンク色でかわいい作品(オリーヴァー感想)
風に揺られて泳いでいるように見えマスよ。写真は公民館階段上から。
三都公民館裏から教室へ。
H柚木恵介(瀬戸内国際芸術祭2013参加/第9回小豆島AIR招聘作家)
小豆島物々交換プロジェクト改/旧三都小1F教室
交換してもいいものを持ってお出かけクダサイ。
・・・鑑賞者が参加し、写真で記録を綴る作品。
物々交換のやり方はこちら
「コミュニケーションを取るシステム、お金の価値でない
個人個人の連鎖を目指すことを考えました。
素麺を素麺と交換したり、みなさんと仲良くなれたと実感しました。」
教室を出たら一旦戻って2階へ。
I伊藤久也(第10回小豆島AIR招聘作家)
いえ派/旧三都小2F教室
「地元の方に近づきたいと思い床屋さんに行きました。
スーツを作ろうとお店に行こうとしたら、三都の方が自分のをくれました。
サイズが合わなくて、直そうとしたけど直せないそうなので。
僕が年をとってお腹が出たらまた着ます。
つながり=物が存在になるといいと思います。」
WSで三都半島の方々が作った木彫をいえに置いた様子と
伊藤さんが三都半島で過ごす様子も映像作品として
見ることができマス。
次は駐車場にもなっている校庭へ。
J三宅良子(芸術学部芸術学研究科博士前期課程彫刻専攻修了)
ひかりのしま/旧三都小校庭藤棚周辺(プール裏)
「遮光ネットを使用しています。
真昼に落ちる影を観て欲しい、ゆらゆら揺れる遮光ネットの
海は日によって波が違います。」
この日はちょっと時間が遅く、地面に映る光を捉えることが
出来ませんデシタ・・・もう一度時間をみて観に行きたいデス。
涼しげな場所、ちょっと一休みにも最適。
三宅さんと柚木さんは今回のプロジェクトの
デレクターでもありマス。
K三上賢治(広島市立大学芸術学部美術学科究科博士前期課程彫刻専攻修了)
カマノゲーム/旧三都小グラウンド
「毎週グラウンドゴルフをしているのを見て
地域の人と僕の共通の立場のようなものが生まれるかと
ゲームを考えました。」
カマノゲームもアクティブな参加型作品。
使われなくなったブイを使いマス・・・遊び方はこちら
ゲームを楽しんだら移動・・・神浦へ!
L三上賢治(第10回小豆島AIR招聘作家)
借景/神浦海岸・神浦旧太鼓蔵
「小豆島から島原へ移住した人々の足跡を辿りました。
島原から見た海を小豆島の海に重ねています。」
海岸のすぐ前にある太鼓蔵には調査の記録が写真で展示されてイマス。
・・・ここでお知らせ。
8月31日までの土/日には神浦コミュニティーセンター駐車場で
あの!島の家が復活シマスよー。
8月23日(土)15:00〜17:00三都公民館で
小豆島AIRアーテイストトークイベント。
25日(金)10時〜はカマノゲーム大会も開催。
飛び入り参加もOKデス。
M赤坂有芽(第3回小豆島AIR招聘作家/瀬戸内国際芸術祭2013参加作家)
stories-HOUSE-/神浦旧出水邸
Nジェームズ・ジャック(第6回小豆島AIR招聘作家/瀬戸内国際芸術祭2013参加作家)
夕焼けハウス:言語としての存在の家/神浦黒島倉庫
O・P吉田夏奈(第6回小豆島AIR招聘作家、瀬戸内国際芸術祭2013参加作家)
花寿波島の秘密・ポテトインテリア/小豆島ふるさと村、夢想館2F
三都半島の岩盤、石の断面をくれよんで表現した作品がありマス。
「来年も再来年も、ずっと続くといいなと思います・・・
日本の原風景を活かした作品が地域活性化の実現につながることを
望んでいます。」 と小豆島町長。
今回、見ないと損デスよー!Map片手にGO!!
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