2012年06月26日
改めて三都をめぐろうと思う(オリーヴァー)
かわいらしいお猿さんデスね・・・この島にいるんデスか?
「そう!たくさんいるのよー。」と。
三都半島で見かける野生動物は、キジ、猪、鹿、うさぎに
イタチ、ヌートリア、鴨、たぬきに蛇・・・などなどだそうデス。
現在、三都公民館から海の間はいちごのハウスがありマスが
昔は水田だったそうデス。
海の直ぐそばで水田って珍しいのでは?とお話しを聞くと
「底なし沼みたいな水田で、筏に乗って苗を浮かすように植えていたんですよ。
今は海岸のところは雑木林だけど、ずーっと松林が続いていてねえ。」
「そこの海岸、今は石だらけでしょう?
その頃は砂浜だったんですよ。昔、瀬戸内海で砂を取っていた頃があって
そのせいで海岸の砂が(沖へ)持って行かれてなくなったんです。」
「わたしらが子供の頃は、釣り糸と針、餌を持って胸のあたりまで
海に入って魚を見ながら竿なしで釣りをしてたんやで。」
「そうやって釣りをしているから、魚の習性なんかもよくわかるん。
魚のいるところに石を投げたら、魚が逃げるやろ?そのあとどうなるか分かる?」
「今のは餌やったんかなあ〜って魚はその場に戻ってくるんや。」
現在も魚は数多く釣れるようで遠くは岡山からも釣り船がくるそうデス・・・が。
「昔ほどはおらんなあ。」
鯛、イカ、鯵、メバル、太刀魚、いかなご、貝類・・・。
そういえば神浦ではいわし漁が盛んな時期があったとか。
「サザエ、アワビなんかも大きいのが昔はよくとれてたで!
こないだ取ってるのを見たら小さいアワビやったわ。」
マップの中に見つけた『マンモス』の絵・・・・
「ああ。マンモスの骨?化石が見つかったんや。
むかーしは瀬戸内海は陸やったやろ。魚の網によくかかってたよ。
玄関に置いてあるよ?」
三都公民館に置かれてあるマンモスの化石には貝がついていた跡がしっかりと。
「今はなあ、もう取れたって話は聞かんなあ。」
「昔あったお遍路宿は吉野。」・・・と三都の地図には昔話というより
たくさんの歴史が詰まってイマシタ。
「黄金のきんかん、石碑もあるよ。昔、軍艦でこの沖に来られた
皇太子さんが『あの黄金の実』はなにか?と尋ねられ、侍従さんが確かめに寄られた
って詳しく書いてあるから、読んでおいで!」
はい。このマップ片手に三都半島を改めてめぐってみたいって思いマシタよ!
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