2014年06月24日
オリーブトップワン!(オリーヴァー)
小豆島町苗羽にある発酵食品研究所にお邪魔シマシタ。
第3回地域産業支援プログラム、イノベーションネットアワード2014で
香川県産業技術センター発酵食品研究所が
農林水産大臣賞を受賞シマシタ!
研究所の末澤 保彦所長(農学博士)と柴崎 博行主席研究員の
お二人にお会いしてキマシタよ!
発酵食品研究所って何をするところなんデスか?
「発酵食品研究所は、発酵&食品の研究所なんですよ。」と
香川県産業技術センターの末澤所長。
「昔、小豆島には400軒ものお醤油屋さんがありました。
関東のお醤油屋さんに対抗していくため醤油組合ができ、後に
小豆郡の醤油醸造研究所、そして今は香川県の研究所になり、醤油だけでなく
広く小豆島の食品を科学的に手助けしています。」
「小豆島の醤油、佃煮、素麺、オリーブ・・・企業全体のレベルアップ
のお手伝いです。観光だけでなく、小豆島の食品も産業として
全国展開されているものが多いんですよ。」
そんな中、今回は小豆島町が推める『オリーブトップワンプロジェクト』の支援をされて
農林水産大臣賞に輝いたわけデスね!
「小豆島町のオリーブトップワンプロジェクトという活動の中で
商品開発、オリーブの実以外の活用が認められたんです。」
柴崎主任研究員が今回の受賞について教えてくれマス。
最近では全国でオリーブ栽培が始まってイマスね・・・。
「量では他の産地にはかなわない。ですが、小豆島では
アイデアが我々よりも生産者、加工業者から出てくる。
先にそういったニーズがあって、連携して製品化に早く取り組めたんです。」
「今回の受賞は機関がいただいたのではない。
小豆島町、そして地元企業の仕事をまとめたものに対してなので
私個人がもらったのはこそばゆいというか・・・。」
「オリーブを含め地元の果実担当ではありますが
地元企業さんの発案があってこそなんです。」
地元企業との『敷居はない』と言うお二人。
「大手企業だと自社の開発部門がありますね。それを小豆島で担っているんです。
品質管理などセーフティーネットであり、案内人であり。
地域の代表として受賞してきました。」
「町医者みたいなものですね。」とにこやかにお話されるお二人。
今後も小豆島というブランドの強みを活かすために科学的データを
そして消費者の方に安心安全で小豆島のものは良いものだと
わかっていただく数値を出していくことがこれからのテーマとお話されてイマス。
小豆島でオリーブに携わる皆様!おめでとうゴザイマス!
<関連記事>
醤の郷まつりに行ってキマシタ(オリーヴァー)
オリーブシロップ(オリーヴァー)
ヤマヒサさん見学〜♪(オリーヴァー)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック