
オリーヴァーの鼻がくんかくんかともろみの匂いに反応中。
もしかして、もろみの発酵が始まりマシタか?
「おー!始まってるでー。」
と訪れたのは納豆さえ食べてなければ急に行っても大丈夫!

ヤマロク醤油さんのもろみ蔵へ・・・

こだわりの大粒の丹波の黒豆、杉桶のフチまで溢れそうデスね!
「これ、菊醤(きくびしお)やで。発酵が始まると大体15CM〜20CMはカサが増しますよ。」

おお。菊醤、大好きなんデスよー。
「とりあえず、記念写真撮っとく?」
・・・なんで?

「日本人で醤油がいらん人は、おらんでしょ。」
と杉桶の中を見つめる目は優しいデスね!(逆光だけど)

「蔵に入って直ぐは静かだったけど
だんだん発酵する音が聞こえ出したやろ・・・。」
ああ。耳が静かなのに慣れて・・・

「うちの菌は、人が見てると頑張り出すんです!」
ええー???
「いや、ほんまですって。人が入ってきて30秒とかすると
発酵の音が激しくなってくるんです。」

「あ。でも・・・この話を見学の人にしようと思ってたら
全然音が大きくなってこなくて、おじさん5人組だったんだけど。
そのあと、女の子が来たら音が大きくなって。」
・・・・・ヤマロクさんちの菌は、とりあえず男子ってことデスな。

いつも見学させてもらう場所と少し離れた桶。
奥には、この日に発酵が始まったばまりの杉桶がありマシタ。

表面がこんもりと盛り上がって見た目にも様子が違うものなんデスね。
そうして、4〜5日たつと本当に桶からあふれるほどに。
この杉桶では見学させていただいた間、ずーっとプチプチと
菌が頑張ってイマシタ。

でもって発見、NEWおしゃれボトル。
某おされ量販店のオリジナルなんだそうデスよ。
ヤマロク醤油のこの場所でのみ小豆島では発売中。
「菊つゆ」と「鶴醤」がありマス。

日本の食文化の要、醤油のこと。この蔵で5代目、山本さんとお話すると
毎日のお醤油をしっかり味わおうと思うオリーヴァー デス。