2014年03月19日
星ヶ城・神話の世界へ〜寒霞渓ウォーキング
あと少し、あと少しと励まされて(情けないふくろうでゴメンナサイ)
ようやく星ヶ城山の頂上が近づいてまいりマシタ。
まさに山中異界、あたりを見回せば畏怖を感じるほどの原生林。
星ヶ城山の山城は1300年代、南北朝時代の武将、佐々木信胤が築いたそうデス。
水路、井戸、土や石を盛った跡など、歴史探索に最適デス。
歴史と簡単に言ってもここ星ヶ城山にある阿豆枳島(あずきじま)神社には
古事記の神々の名前があり、国魂神(くにたまがみ)が祀られてイマス。
「次に小豆島(あずきしま)を生みたまひき亦の名は大野手比売と謂う」
と古事記にも記されているそうデス。
ボランティアガイドの松尾志郎さんについて行き
お話を漏らさず聞き取りたいのに、段々と遅れ気味になるオリーヴァー。
悲しいかな、日頃の不摂生が憎い。
ともあれ、どうにか頂上へ!!
標高約816.7Mに到着デス・・・春近し!霞がかかり眺望はうっすらとして
おりマシタが、ここから佐々木氏らが船の行き来を見ていたのかなあ・・・。
一等三角点。
全国に約1000点のみある基準点で、名山と呼ばれる場所に多いようデス。
そして、とっても怪しげな石積みの塔は
お地蔵様が5尊、祀られている部分は江戸時代からあったそうデスが
その後ろのアンコールワットな部分はいつ頃、誰が何のために作ったか不明。
東峰から登ってきた今回のトレッキング。
西峰へと向かいなかなかにハードな山道を経て下山シマシタ。
「ヒノキの林を抜けたら、到着です。」との言葉に
最後まで油断しないようにと思ってマシタが、このヒノキの林が
素晴らしすぎて感動。
何やら荘厳な存在感デス。
「9月16日の 阿豆枳島神社での祭礼のころは
霧が出てそれはもう幻想的なんですよ。」と教えてもらいマシタ。
確か昨年の写真があったような・・・。
県庁の方から「家に帰るまでがイベントです」と何やら懐かしい感じのセリフをいただき
今回の瀬戸内海国立公園指定80周年記念のウォーキングは終了。
オリーヴァーですら無事に到着出来たのは、小豆島の神様が守ってくれたのかな。
と思わずにはいられない程の風景にたくさん出会えマシタ。
ご一緒させていただいた皆々サマ、ありがとうゴザイマシタ!
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