
あと少し、あと少しと励まされて(情けないふくろうでゴメンナサイ)
ようやく星ヶ城山の頂上が近づいてまいりマシタ。

まさに山中異界、あたりを見回せば畏怖を感じるほどの原生林。

星ヶ城山の山城は1300年代、南北朝時代の武将、佐々木信胤が築いたそうデス。
水路、井戸、土や石を盛った跡など、歴史探索に最適デス。

歴史と簡単に言ってもここ星ヶ城山にある阿豆枳島(あずきじま)神社には
古事記の神々の名前があり、国魂神(くにたまがみ)が祀られてイマス。

「次に小豆島(あずきしま)を生みたまひき亦の名は大野手比売と謂う」
と古事記にも記されているそうデス。

ボランティアガイドの松尾志郎さんについて行き
お話を漏らさず聞き取りたいのに、段々と遅れ気味になるオリーヴァー。
悲しいかな、日頃の不摂生が憎い。

ともあれ、どうにか頂上へ!!
標高約816.7Mに到着デス・・・春近し!霞がかかり眺望はうっすらとして
おりマシタが、ここから佐々木氏らが船の行き来を見ていたのかなあ・・・。

一等三角点。
全国に約1000点のみある基準点で、名山と呼ばれる場所に多いようデス。

そして、とっても怪しげな石積みの塔は
お地蔵様が5尊、祀られている部分は江戸時代からあったそうデスが
その後ろのアンコールワットな部分はいつ頃、誰が何のために作ったか不明。

東峰から登ってきた今回のトレッキング。
西峰へと向かいなかなかにハードな山道を経て下山シマシタ。

「ヒノキの林を抜けたら、到着です。」との言葉に
最後まで油断しないようにと思ってマシタが、このヒノキの林が
素晴らしすぎて感動。

何やら荘厳な存在感デス。
「9月16日の 阿豆枳島神社での祭礼のころは
霧が出てそれはもう幻想的なんですよ。」と教えてもらいマシタ。
確か昨年の写真があったような・・・。

県庁の方から「家に帰るまでがイベントです」と何やら懐かしい感じのセリフをいただき
今回の瀬戸内海国立公園指定80周年記念のウォーキングは終了。

オリーヴァーですら無事に到着出来たのは、小豆島の神様が守ってくれたのかな。
と思わずにはいられない程の風景にたくさん出会えマシタ。
ご一緒させていただいた皆々サマ、ありがとうゴザイマシタ!
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