2013年03月01日
“再生のワークショップ” レポート(向井達也)
白鳥さんは瀬戸内国際芸術祭2013小豆島の
Creator in Residence「ei」に参加したクリエイタ−の1人。
ロンドンでフリーランスデザイナーとして活動し
現在は日本に拠点を移して、家具、インスタレーション、
空間のデザイン及び制作をする世界中で活躍しているデザイナーです。
午前中は同じく地域おこし協力隊の岡村美紀さんの絵画教室が行なわれ
再生のワークショップは午後からのスタート。
こうして絵を描いたり、物を作る状況が作られていくことが
小豆島でどんどん増えて行けばよいですね!
最初のあいさつもそこそこに、早速作業に取りかかります。
とはいっても広げられた家具を前に動きも止まります。
どうしても消極的になってしまいがちな参加者に白鳥さんは言います。
「アイデアが出てこない人は、これだと思って何でも良いから解体してください。
解体することで構造も知れるしアイデアも後から出てきます。」
自分の発想が小さくならないように、
大きな物を相手にとにかく手を動かして考えることが大事なんだと思いました。
それぞれ、これだと決めたらとにかく目の前のものと向き合います。
地元のおじさん達もeiに集まってくれ、
制作しているみなさんを手伝ってくれました。
こうしてあっというまに会場は工房に変化しました!
参加した人からは「ずっと家具をこうしたいというアイデアはあったけど、
きっかけがなくて家に置いてあった。だからこんな風にきっかけがあると嬉しい」
と言ってもらえました。
同じ作業をするにしても
人がたくさん集まっていると工具の貸し借りも出来るし
アイデアも聞けるし、片付けも楽ですよね。
自分のお家のことを考えながら手を動かすことって楽しいことなのだと思います!
これから「再生のワークショップ」は継続的に行なう予定です。
ご興味がある方は次回をお楽しみに〜!
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