2013年03月08日
福田新名所(オリーヴァー)
現場の写真、撮れるかなーとオソルオソル覗き込んでいると
笠井石材の笠井さんを発見!
石を割るための豆矢を研ぐところから始めた今回の作業。
昔ながらの製法で用意された石を一つ一つ形を確認し
きれいに積み上げられるよう現場で調整してイマシタ。
一個一個、パズルみたいに形を見ながら合わせていくんデスか?
「そう。形を決めて持ってきても・・・まあ上手く合うわけじゃないんで。」
化粧石って聞いて、タイルのような薄いものを想像してイマシタ。
こんなに厚みがあると合わせる面も多くて大変デスよね。
「大阪城の石垣はもっと厚みがあるから、もっと大変やったやろなあ。」
四隅だけきっちり合わせたあと、一つずつ石を選んで
並べ、墨を引いてはその場で削って積み上げる・・・
職人さんの技を目の当たりにシマシタ。
今回作業を見学させていただいたのは灯篭。
切符売り場の建物も同じように一つずつ石を削りながら作業されるそうデス。
石の歴史がたっぷりつまった福田の新名所の完成まであと約ひと月ちょっと。
新造船も出来上がったようで、新ターミナルと一緒にお披露目の予定。
台湾、中国からも観光客が多く訪れるようになった福田。
まだまだ、盛り上がりそうな予感がシマスよ。
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