
三都半島、吉野にある第30番札所 正法寺さん。
道沿いから少し入ったところ、目立つ場所にありマシタ。
駐車場もあり・・・なかなかお寺と豆モビ、似合うなあ。

オリーヴァーの虎の巻ではご本尊は、ご本尊は慧心僧作。
そして脇仏の持国天と多聞天、それぞれが
香川県指定文化財になっているようデス・・・さてお参りデス!

ひっじょーに残念なことに、この日はご住職がお留守デシタ。
なので県指定の文化財である仏様を拝むことができず
本堂前でお参りをさせていただきマシタ。

気を取り直して向かうは・・・一度行ってみたかった
第29番札所 風穴庵。
250号線から268号線へ入り少々険しい道を進みマス(つってもモビリティだから!)

道の片側にひっそりと、でも献花の新しいお地蔵様があったり
よほど、豆モビを停めて写真を撮ろうかとも思いマシタが
一応、細い一本径。

オリーヴァーの心のアルバムにのみ刻んで
これまた急な細い斜面を登った先に風穴庵はありマス。

ご本尊の前に気もちよさそうな・・・涅槃仏がいらっしゃたり
↑写真のような札があったり。
ちょっとツボ・・・といらんことをまた考えつつお参り。

奥へ進むとへんろ道がありマシタ。
その先にもお堂があるようなので(豆モビで楽しているし)と
登ってミマシタよー。

お堂の隣は崖・・・岩に何箇所か穴がありここから風が吹き出すことから
「風穴庵」と名前が付いたそうデス。
そしてこの岩穴に山盛りの塩が供えられておりマス。

富士山信仰の富士の風穴と見立てたらしく富士の白雪の代わりに
塩をお遍路さんがお供えしたもののようデス。

「風穴庵」を監理されている正法寺さんでは
「先の堂守さんが、始めたようですが今ではきっかけは分かりません。
お塩をお供えする習慣もだんだんなくなってきました。」とのこと。

そういえば神浦でこの山をなんとか富士って呼んでいたなあ・・・とか
ここの住所を教えてもらったら香川県小豆郡小豆島町富士甲だったり・・・とか
小豆島霊場は山岳信仰の場も多いので富士山と関係があるのかもしれマセンね〜。

なんだか不思議な気持ちで風穴を後にすると
本堂前は大きく開けて神浦湾が広がってイマシタ。
この景色を見るだけのために、ここへ来るのもアリ・・・デスね!

ちょっと調べたくらいでは、奥が深く謎を残す小豆島霊場。
今年は開創1200年。
是非、小豆島霊場八十八ヶ所巡りにお出かけクダサイ。
・・・豆モビへんろも面白いデスよ!
<関連記事>
小豆島霊場開創1200年(オリーヴァー)
豆モビへんろ・34番 保寿寺庵〜31番誓願寺(オリーヴァー)