
少し歩くとウバメガシの林。
このあたりに植林されているようデス。
ウバメガシの林を抜けるといきなり風が強くなりマシタ。

展望台デス。
さぬき百景指定、古い文献にも景勝地として記録されているという
眺めはさすが・・・はたと気づく。ウバメガシがずいぶん斜めに生えていたのは
この強い風のせいなのか?

誰にも会わず、ただひたすら市川サンと歩く山道。
「色々、思い出すね。」・・・デスね。
「もうちょっとかな。」・・・さっきの展望台が奥の院ということは
「ないでしょ?」・・・デスね。

つべこべ言っているうちに立派な山門が見えマシタ。
「ガイドブックの写真で見たとこだ!」と感激中の市川サン。
このあと引き返すだけで不安なふくろう(ゆっくり歩いて10分以内)

でも絶景!!たしかにキレイ。
なんだか自分が小さくなったようなサイズ感。

洞雲山からずっと岩山が続いてその高さとスケールで
足元がすくむようデス。
修行の場である山岳霊場ならではの静謐を感じ

早速、お参りを・・・・
ごぉぉぉぉぉぃぃぃんんんん・・・・
坂手方面の皆サマ、驚かせたらスミマセン(驚いたふくろう)

確かにお遍路のお作法通りではありマスが、
オリーヴァーに一言、言ってから撞いてクダサイ(ドキドキドキドキ・・・)

心を落ち着けるはずのお遍路でずいぶん心臓を痛めたオリーヴァー。
覚えているだけの般若心経を唱え・・・片目を開けて真言を覗き見て。

少しの休憩もさせてもらえず
「フェリーの時間大丈夫?」の一言で我に返りマシタ。
奥の院も入れるとあと何回、どたばた遍路があるんでしょうか。
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