2013年12月22日
坂手 絵画教室(オリーヴァー)
瀬戸内国際芸術祭2013で全国の注目を集めた小豆島 坂手。
当時から観光案内所、地域の方々の集まる場所として使われた「ei」では
地域おこし協力隊員として小豆島に残った岡村 美紀さんが
絵画教室を開いてイマス。
「島の高校生と話した時に、ほとんどの子が刺激が欲しい、
だから外へ出ていくって聞いたんです。」
教室に集まった子どもたちは、池田や苗羽や坂手以外の地域から
小学校1年生〜6年生まで様々。
「外に欲しい物、刺激を求めるだけでなく
自分の作ったものに感動するっていうきっかけを与えたいと
そう思って絵画教室を開いたんです。」
東京から小豆島にUターンしてくる家族はこの絵画教室があることで
Uターンの決心がついたそうデス。
「最近の子どもたちは、カッターもあまり使ったことがないようで
明日の授業では餅つきもしますが、痛いこと、危ないことも
ちゃんとやってもらいたい。」
岡村先生はもちろん「ei」には地域の大人も集まって来マス。
大人たちに見守られながら、多くの経験をさせたいと言う思いがあるんデスね。
「普通の絵画教室だと、先生が最後に手を入れてみんな同じような絵に
なってしまうんですが。『先生、厳しいね』って言われたりしますが
『美紀ちゃん、ここどうしたらいい?』って聞かれても
自分で考えてって言うんです。」
この教室はもう6、7回目。子ども達の描く線はプロ並みに迷いがありマセン。
「あー!かわいいねー。」「この絵、好きー。」と先生の声がけに
子ども達はとってもいい顔で応えてイマシタ。
「子ども達の絵は全部、とってあります。
展覧会、販売会をしようと考えていて、販売の力、マーケティング力も
つけてもらおうかなって。」
「本気で自分たちのやりたいことを探す。
地元に目を向けるきっかけ作りになればと思っています。」
絵を上手に描く教室ではなく子ども達の持つ力を伸ばす教室。
今、小豆島だけでなく様々な場所から注目され始めてイマス。
とは言っても絵の好きな子が集まったこの教室、腕前もあがって
楽しい絵がたくさん出来上がりマシタ。
せっかくなので小さな展覧会もどうぞご覧クダサイ(クリック)
※岡村 美紀さんについてはこちらでご紹介中
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