
瀬戸内国際芸術祭での手応えはいかがデシタか?
「僕自身は何もやっていないですからね・・・。
作品を展示しただけで。

島の人が自発的な展開をされていく、ここに来て化学反応が起きた
ということに新鮮な驚きを感じています。」

「例えば、たけしさんとの作品が神様が宿るような洞雲山の麓に
たまたま(作品展示できる)井戸があった。

あの場所で、存在感を放って受け止めてもらえて
祝詞をあげて貰って、お祀りしてもらった・・・そして最終的には
作品を取り囲むように神社を作ろうと計画が自然に持ち上がっている。

これほどの評価、受け止め方をされたことはこれまでなかった。
作品が神様のような存在として、美術の枠組みを超えて文化歴史に
関わっていけるようだ。」

「素晴らしい感謝すべき経験をさせてもらった。
瀬戸芸というアートプロジェクトとしてではなく
アートが生まれた瞬間に立ち会えた・・・

島が変わって行く現場に、その瞬間に立ち会える。
素敵なことだと思います。」

瀬戸内国際芸術祭2013。
単なるアートの祭典ではなく、本来の目的でもある地域との結びつき、
そして地域を元気にするアートのチカラ。
一過性のものでなく、小豆島から世界を変えていく流れが始まってイマス。

<関連記事>
バルカ・ソラーレ(オリーヴァー)
水神を祀る(オリーヴァー)
小豆島で夜の瀬戸芸を楽しもうA(ニーナ)
まめおのぶらり旅:第五回(オリーヴァー)