2013年07月03日
二十四の瞳を二十一世紀に伝える会
「島民演劇、二十四の瞳」はNPO法人『二十四の瞳を二十一世紀に伝える会』が
主体となり小豆島町の支援の元、上演予定デス。
NPO法人『二十四の瞳を二十一世紀に伝える会』の代表、塩田安紀さんは
「このNPOは文学作品二十四の瞳を残そう!と活動している団体です。
小学校での読み聞かせなどの活動も行っていましたが、
現在は元々始められた方が亡くなってしまった※事で、休止気味でした。
昨年、瀬戸内国際芸術祭で上演をしてみないか、とのお話があって
島外から演出家に来てもらいちょっとやってみたんです。」
昨年は 四国学院大助教の西村和宏さん演出、舞台は中山農村歌舞伎舞台で開催され
多くの人が5年ぶりの島民演劇を楽しみマシタ。
「今回も、西村先生が9月いっぱい小豆島に滞在して
毎日夕方から練習しています。
まだまだ、今までに比べて仕上がりは満足できるもの
ではないですが・・・経験のない子供達に町の職員の皆、だんだん声も大きくなって
来ていますね。」
「小さなお子さんもいますので、集中力が続かなかったり。職員の方も仕事が終わってから
ですので、てんやわんやです(笑)
公演直前には秋祭りもあって参加できない人もでますしねえ。」
小豆島の秋祭りは地域ごとに派手に行われマスもんねー。
「10月19、20日の公演はサンオリーブなんですが、ステージを使わず
客席のど真ん中で3方からお客さんの視線がありますから・・・。
みんな、むずむずしてますよ(笑)」
むずむずデスかあー(笑)
昨年とは全く違った形での公演、しかも客席の真ん中となると
どんな演劇になるのか、ひじょうに楽しみデスねー(観る方は!)
今年は瀬戸内国際芸術祭の流れで島内外から注目されてイマスが・・・
「素人がやるわけですから、演技そのものよりは
島の人が島の言葉でやる素朴さを感じてもらえたら。」
この演劇、またNPO団体として何を伝えたいか質問シマシタ。
「二十四の瞳という作品から、今の教育の在り方。そして
戦争のない世界平和を伝えていきたいです。」
「自分も含め全く戦時中のことは分からないんですが
当時の記憶を持つ人に聞きながら手探りではありますが・・・。」
戦時下に子供たちのきれいな瞳を守ろうと苦悩した大石先生。
たくさんの人に知られて欲しいデスね!
※照木ひでひろさん島のことを、島の言葉で演じる!(まめこ)
・NPO法人『二十四の瞳を二十一世紀に伝える会』 事務局長
・演劇研究サークル五月 主宰
・脚本、演出家として内海町青年団演劇部を指導
・全国青年大会で11回の最優秀賞を受賞
<関連記事>
二十四の瞳ワーク・イン・プログレス(まめこ)
二十四の瞳を読んでみませんか??(ニーナ)
教育シンポジウム(オリーヴァー)
高峰秀子という人(オリーヴァー)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック