
2011年、「石の歴史シンポジウム」12年「石の文化シンポジウム」と続いて
毎回、大好評のシンポジウム。
(オリーヴァーも2回行きマシタが面白かったデス)
小豆島は世界のマグマ研究の聖地と言われるほど、
大量の火山噴出物から形成されているんだそうデスよ。

寒霞渓をはじめとする、美しい地形が形成されたのは、小豆島が瀬戸内火山帯の
噴火の中心、最大の火山であったため。

さて、今年の石の魅力創造シンポジウムのスケジュールは
10月5日(土)12:00〜
小豆島最初の水中火山活動を物語る瀬戸火砕岩類の見られる
坂手、瀬戸の浜。
噴火の中心地で1000万年以上かけて侵食された渓谷美を見下ろす、四方指。
世界で初めて発見されたマントル直結の安山岩、サヌカイトと水中噴火口がある
三都半島の皇子神社。
(ちょっと驚き!!こないだ行きマシタが気付きませんデシター)

この3ヶ所をさぬきジオパークの第一人者、
香川大学の長谷川修一氏らと共にめぐりマス。

10月6日(日)9:00〜
大阪城残石、天狗岩丁場に残る大天狗岩や運搬の際に船をつなぎとめたと
言われている「かもめ石」を見学。
この夏、小豆島福武ハウスとして生まれ変わった「旧福田小学校、体育館」でシンポジウム。

また、先日お邪魔した同志社大学文化遺産情報科学研究センターが
最新情報科学で調査中の天狗岩丁場について・・・中間報告がパネル展として会場に展示。

基調講演は
@「なぜ讃岐ジオパークを目指すのか」
香川大学工学部教授 理学博士、長谷川修一氏
A「なぜ世界のマグマ研究者が小豆島に注目するのか」
神戸大学大学院理学研究科、理学博士、巽 好幸氏
B「今日の花崗岩地質学の知識からみた大阪城改築時代の小豆島の石工の知識と技術」
深田地質研究所主査研究員 理学博士、吹田勝代氏
C「天狗岩磯丁場および海底遺構調査から分かる海洋民の文化景観」
同志社大学文化遺産情報科学研究センター長 文学博士、津村宏臣氏

また、瀬戸内の歴史と文化に深くつながってきた小豆島の石の未来について
フリーディスカッションがありマス。

お申し込みは小豆島町企画財政課まで。
こちらの申込用紙に記入の上、Eメール olive-kikaku@town.shodoshima.lg.jp
または FAX 0879-75-1500 でお申し込みを。
締切は9月13日。
先着順となりマスのでお早めにお申し込みクダサイ。
以上、今日の小豆島町Short Shortデシター。

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