さて、皆さんはもう三都半島をめぐりマシタか？
三都半島では春から７つの作品と夏からは小豆島AIRの３作品、そして
東京芸術大学による Story of the Island の６作品が展示されてイマス。
春会期では三都半島全域のプロデューサーとして活躍された
東京芸術大学デザイン科助教、柚木恵介さんがこの夏からは
作家として瀬戸内に浮かぶ島々の木彫を展示してイマス。
「日本最古の歴史書、古事記の中に島ができたお話があるんですけど
瀬戸内海の島々が出来ていく様を表しました。
神様がドロドロ大地から海にほこを突き刺して落ちた雫が最初の島になるんですけど
そこに降り立ってそこから島をどんどん作っていくというお話があるんです。
実は小豆島もその１０番目にできた島と認知された島。
そういったいろんな形の島が瀬戸内海にはたくさんあって外へ出ていく・・・
という自分の中のストーリーです。」
「木彫で島を彫っているんですけど、
なんで木かって言うと瀬戸内海の島、四国の山っていうのが
変わった形のものが多くて土の積み重ね、それが侵食されていくとか、
土の重なりを表現するにあたって楠の木目が地層のように見えるので使いました。」
「また、一刀一刀彫っていくんですけど作業の積み重ねも表現したかった。
ここに並べているので１５０。本当は３０００位あるらしいんですけど
その中で自分の気に入った島を作って展示しています。」
プロデューサーとして・・・・
「三都半島、すごくバリエーションのある作品が多くて
実際に僕も回ってみたんですけど非常に面白いと思います。
完成度もたかく、見に来る方に満足していただけると思います。」
「何回かに分けて見に来たらいいかと思います。
三都半島7つの集落、7つの展示場があって各場所の
島の家は地元の方がかなり頑張っていただいたので
来ていただいたお客さんに喜んでいただきました。」
「地域おこし協力隊として活動したんですけども
小豆島高校の学生に集まってもらってスケッチから調査から
デザインして制作するまでデザイン教育みたいなものをしまして
小豆島高校のみんなにお土産を作ってもらおうというプロジェクトです。」
全９種類、一枚1000円で島の家で販売中デス。
「春からずっと見ていると北からと南から見る方がいました。
僕が見ていて南の神浦～蒲野～室生辺りでは電気自動車があるので
地元の方が「次、乗せってってやろうか！」って乗せてくれるのがよくありましたね。
（見つけたら）お願いするのがいいかもしれないですね！」
三都半島の作品鑑賞は１１月４日までの朝９：３０－１７：００
秋からもたっぷり楽しんでクダサイね！
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