2013年05月17日

石の里がえりフェスティバル(ニーナ)

大坂築城残石里がえりフェスティバル、事の起こりは32年前。

小豆島にあった残念石を当時の小豆島青年会議所のみなさんが
江戸時代の方法を再現して大阪城に運んだことがありました。

IMG1.jpgフェスティバルポスターより

大阪場に到着した際には、石節踊りの披露など、
華やかな歓迎のセレモニーで迎えられたそうですよ。

その時の石は天守閣に設置されています。

E58699E79C9F-thumbnail2.jpg

このたび、小豆島に帰ってくる石は、多くの放置された石の中から

JCシニア会のみなさんと石の専門家、石屋さんが大阪城へ出かけて行き

たーくさんの残念石の中から探し出した小豆島の石。

077.jpg

石の重量はなんと4トン!!

巨石を載せたいかだを漕ぎ、赤ふん姿の若者が

坂手港に引き上げます。

先陣を大漁旗を掲げた漁船が先導するそうですよ。かっこいい。

image009-thumbnail2.jpg

400年ぶりに帰ってきた残念石を迎えるのは

石節おどり(※)と小豆島町内海八幡神社の秋祭りに奉納される「馬木・幟さし」

橄欖太鼓、地元苗羽小学校の音楽部による演奏です。

IM石節.jpgポスターより
※石節おどりは石を切り出し、運搬する時に石工が歌った作業歌「石節」に踊りをつけたもの

引き上げられた石は、石を運ぶ「修羅台」に載せられ会場の中を修羅引きされます。

修羅引きはなんと当日飛び入り参加OK!

DSC_0006.jpg

里帰りした残念石は島内で展示されます。

「どうやって運んだんだろうかなんて、
100年後、僕たちの子孫も石の事を考えるかもしれませんよね。
このイベントの事を知ってびっくりしてくれるかもしれない」

002.jpg

企画した小豆島青年会議所シニア会のみなさんの笑顔は
いたずらな少年のようです。

受け継がれて行く石の文化ロマン。

IMG.jpg

7月28日(日) 11時30分〜14時30分 
「大坂築城残石里がえりフェスティバル」
場所:小豆島町坂手港グラウンド
主催:小豆島JCシニア会 


ぜひお越しください。
posted by しまラジ! at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ○イベント・お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック