2013年05月01日
水神を祀る(オリーヴァー)
坂手、自治会長の本田 卓(ほんだ たかし)さんデス。
「ビートたけしさん、ヤノベケンジ先生の歓迎とAnger from the bottom、水神さまに
奉納するため、太鼓の担ぎ手が、小豆島6地区から予定では120名のところ
149名が集まってくださいました。」
いなせでかっこいいー!!
そして雲一つない晴天の中、作品展示場では瀬戸内国際芸術祭の成功を
祈る祝詞が響きマス。
坂手港に「ヤノベケンジさんの作品、小豆島縁起絵巻」を描いた岡村美紀さんが
巫女姿で登場。
舞を奉納シマス。
瀬戸内国際芸術祭2013、小豆島 醤の郷+坂手港プロジェクトの要の4名が
勢ぞろいシマシタよ!
塩田 幸雄 小豆島町長から
「今回の趣旨は、この作品をこれからもずっと、楽しんでいただきたい、ということ。
そして、水の神様として祀っていきたいといったことです。」
と挨拶があり、
醤の郷のプロジェクトに関わる椿 昇さんからは
「三年前の瀬戸内国際芸術祭が終わった時からゆっくりプロジェクトを立ち上げました。
複合的に未来を考えるプロジェクトとなっています。」
と醤の郷を代表して夏会期の構想の深さを改めて、お話されマシタ。
Anger from the bottom の作者。タレントのビートたけしさん。
小豆島に来たのは今回が初めて。
「昔は井戸端会議というだけあって人の集まるところだった井戸が
ゴミ捨て場になり、忘れられ怖いとこになって・・・井戸から怪獣が現れるのは
どうか、と思って・・・イソップやアンデルセンの池から出てくる神様に絡めて
ヤノベ先生と2人でわーわーやってて。」
「小豆島のこういったところに来ると思ってなくて・・・見事なところに落ち着いたなと。
けっこう感動しました。良かったと思ってます。」
作品を実際に制作したヤノベケンジさん。
「正直、この場で見てびっくりしています。
たけしさんの、ガバーっと出てきてバシャーって言う抽象的なのを
なんとか作品にと。」
「たけしさんは、時代を読み取ることに長けたシャーマンだと思ってます。
元々、井戸のあった場所に祀ることができ、大きな力に動かされ
そのお手伝いができた、と感じています。」
Anger from the bottomは、ご自身の作品でありながら
小豆島の世界が作り上げた作品ではないかと、ヤノベさんは語りマス。
坂手は元々、水の便が悪く工夫した井戸を作り、
醤油作りに必要なきれいな水を得てイマシタ。
坂手の歴史に加わった新たな水の神様。
「喫茶店とか、水商売のお札を出すべき・・・貼らないと儲からない。
商売にしよーって言ってんですよ(笑)・・・かませろ!って。」
「船の中で、小豆島は小豆って書くんだとか、二十四の瞳とか色々教えてもらいました。
瀬戸内は初めてで・・・小豆島はでかいなーっと。
こういった作品でこの島が豊かになることを期待しているんです・・・商売しようって(笑)」
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック