「1日完結型ワークショップ」

朝から映画撮影をした後、すぐに編集作業を行って
その日の夕方には上映会が行われるという、ハードスケジュールで行われました


映画のタイトルは
瀬戸芸勝手に参加作品 映像の部 喜劇 忘郷編 「思いやり」
脚本は馬木の宮谷さんが書いていたもので、

以前、劇として上演しようと思っていたそうなんですが、お葬式が描かれていて
「老人会にはふさわしくない!」
と、お蔵入りしていた脚本なんだそうです


映画は出演も馬木の人が中心になって作られていて、ロケ地ももちろん馬木の裏路地や出演者のお家など近所のみなさんにはおなじみの場所、人達がスクリーンに登場です


奥底に秘められたテーマは「お葬式を通じて地域のつながり、人の絆を表現している」
そうですが、基本は喜劇。

会場は大きな笑い声に包まれていました。

家の畑で採れたゴーヤをヤマロク醤油で漬けたお漬物にところてん。
釣ってきたお魚にアメリカンドックにポップコーン

一品持ちよりの上映会にはみなさんそれぞれ趣向を凝らしたものが集まっていました


上映会の案内ちらしには「アルコールOK」の文字があって、
お酒大好き!お祭り大好きの馬木地区らしくて思わず、くすっ


もちろん、ニーナはお酒をもっていきました


自分達で映画を作ったり、慣れない演技をするのは大変だったんじゃないかと
ご出演の坂下兄弟にコメントをいただいたところ

「昔から俳優を目指しとったからな。こんなもんとちゃう?」
「何本出たのかもう覚えてないわー」
と、とぼけた答が返って来ました


よくよく聞くと、馬木地区では前々から自分達で脚本を書いて
劇を上演する機会があるとのこと。
みなさんのどっしりと構えた演技に納得しちゃいました。

たくさん人が集まって上映会はいつの間にか、
まるで神社の夏祭りのような雰囲気に。
最初は知らない人同士、少し遠慮してもいつの間にか、わきあいあいと仲良くなってしまうのが馬木男と馬木女のいいところ


Umakicampでは
建物内のキッチンで地元の野菜などを調理し、食を通じて地域内外の人々との交流を深めることを目的にした「 馬木たべだすけ〜台所併設型野菜販売所〜」
建物の一角にスタジオ兼ラジオ局を整備してラジオ片手に醤の郷を散策しながら展示作品を楽しむ「馬木ラジオなども予定されています


瀬戸芸の夏会期は
「お祭り好きの馬木地区のみなさんに会いに
Umakicampにぜひ遊びに来てくださいね。」
と伝言をいただきました

真光寺さんの樹齢400年という2本の大樹も待ってまーす

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