
根っこから抜かれた除虫菊は千歯こぎを使って
花と茎に分けられマス。

集められた花の部分はむしろの上で乾燥。
京都精華大学の院生も2名、内田先生と一緒に作業されマシタ。

ところで、この可愛らしい花。
どこが除虫・・・蚊取り線香の元になるんでしょうか。

めりめりとお花をもいで、ちぎって・・・

その奥にある種になる部分。ここを乾燥させて使うんだそうデス。

たくさんの花のほんの少しの部分。
そこだけが殺虫成分を含んでいるそうデス。

内田先生は「鎌や背負子は持ってきたんですが・・・まさか千歯こぎがあるとは。」
と千歯こぎに挑戦中・・・すぐに慣れてコツを掴んだようデス。

「こんなに多くの方が手伝ってくれて、あっと言う間に刈り取ってしまいました。」
三都半島の方・・・親切なんデス。
「釣りに行こう、と表に出たら車がよっけ止まっとるし。何やってるんかな、って。」
で。ずんやりと朝からお手伝い?ほんと、いい人ばかりデス。

さあさあ、せっかくデス。
ニーナ、千歯こぎ体験させてもらえー。

まだまだコシが入ってないデスよぉー!!
・・・え?オリーヴァー・・・?そんな大変そうなこと出来マセンよ(逃)
「子どもの時に、手伝いでよくやってたもんや。」と三都の方。
ちょっぴり懐かしい時間を過ごされたようデスね。

小豆島の除虫菊。秋には高見島で作品として昇華され展示されマス。
多くの方の心に残りマスように。