2013年04月24日
オリーヴァーの三都物語B(オリーヴァー)
小豆島では珍しく柔らかな曲線の三都の冨士山。
優しい人と美味しいモノで満ち満ちたオリーヴァーは
平井さんに「皇子神社」へ案内してもらえることになりマシター。
古めかしい鳥居は雰囲気抜群・・・少し低い気がするのは
風の強い神浦、土砂で埋まったのかなあ、とのんびりかまえるオリーヴァーに
けっこうな試練が待っておりマシター
おやまー。かなりの石段デス。
急で幅も狭く・・・手すりがあって良かった、とか言ってたら
「祭りの時はオシコミの後、ここを太鼓が登るんやで。」
と説明を受けマシタ。かなりスゴイ!!!
感動していると、あっという間においてけぼり。
慌てて登る、登る。
「皇子、とつくからには御神体は位の高い神様やろうと・・・。」
まずは本殿でお参りを(シマッタ、手ぶらで登ってお賽銭がない)
ようやく石段を登りきったと思ったら、神社の裏を登り始めた平井さん・・・・。
「裏のほうも、見てもらおうと危ない木を刈ったんやでー。」
えーと。獣道?
「足元、きれいにしたけど気を付けて!」
見た目より登り易いのは整備してくれてたからなんデスねー。
でも滑り易いので、訪れる際はスニーカーがいいデスね!・・・ってどこまで登るん!?
登りきった先には石が積んであり3M程の小山が出来ておりマシタ。
てっぺんには金比羅さんの幟。
なんでまた、こんなに石を積んであるんデスか?
「昔は魚群探知機とかないから、ここから湾を見下ろして
イワシの群れのいる方向を漁船に知らせていたんですよ。」
へー!・・・弾ける藤井さん。さすが小豆島ガール!
(山岳霊場で慣れっこなんデスねえー。)
オリーヴァーもオソルオソルよじよじと登ってミマシタ。
おお!!!絶景。神浦の集落が見渡せマス〜(必死)
「ほら、あっちの方とか、こっちの方とかも見て〜。」
・・・・コワイ。
決死の写真撮影・・・ふくろうの癖に高いとこ怖かった。
ささ・・・降りましょう、降りましょう。
下りは特に気をつけつつ・・・もう少し崖の辺りの木を刈れば海が見えるのに〜。
とか言うと。
「生えているのはウバメガシ。国指定天然記念物です。」
約1万3千uで全山ほぼウバメガシでおおわれ、その間にイブキネズミモチ、クロマツ等が
自生しているそうデス。
特にイブキは日本希有の自生地だとか・・・。
今回の三都のチェックポイント・・・三都はスゴイ!
次回は瀬戸内国際芸術祭、夏会期に向けて頑張っている作家さんを訪問。
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