2013年02月01日

「ままごと」って?柴幸男さんインタビュー(ニーナ)

nina.bmp「ままごと」って、とってもかわいい名前ですね。

「ままごとという名前からもわかる通り大人から子どもまで幅広い年齢の人達に遊んでもらえる、楽しんでもらえる演劇を作ろうと思って、日本各地で作品を作って発信しています。」

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(左から柴幸男さん・中央大石将弘さん・右 宮永琢生さん)
nina.bmpいつも、今回のように野外で演じられているんですか?

「普段は劇場でやることがほとんどです。
最近はある都市とか町に何か月か滞在して作品を作っていてそれをまた全国の街にツアーで巡回するという公演形態です。」

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nina.bmp実際に参加させていただいたのですが、お散歩している間にいつの間にか、演劇に引き込まれていたというか、巻き込まれていたというか・・・。
気づいたらいつの間にか作品の中にいたexclamation×2という感じでとっても不思議な感覚でした。

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「今回の作品は、町の歴史とか町に住んでいる人達の話だとかを聞いて町の事を知って行くうちに、
そこから作品を何か作れないかなと思って・・・。
町の中を歩きながらお芝居を作れないかなと思ったので一週間か10日をかけて坂手の町をただただ、散歩し続けましたわーい(嬉しい顔)

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「石の形が変だったらこれはどうしてなんだろうと考えて、たまたま通りかかった人に教えてもらったり、その家の古さだったり、井戸の形がいろいろあったり、道がこんな風になっているのはどうしてなのかとか・・。
どんどん、どんどんいろんな人に聞いて、また気になる事なんかをどんどん蓄積していって・・・。そうしてこの坂手港を散歩しながら歩くお芝居を作りました。」

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nina.bmp実際にこの島で育った私にはストーリーの中で重なる部分も多くて、
感情移入してしまった気がします。
坂手の町にしかない、そこでしか作ることができないお芝居ですね。

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nina.bmp今回の公演の見どころは?

「坂手の港を使ったお芝居なんですけど、坂手の港はほんとに狭いというかきゅっとまとまっているエリア。があって、があってその中におもしろい道や後、素敵なお寺とか神社とかがあって・・・」

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「すごく細くて入り組んだ迷路みたいな道があって、古い家がたくさんあっておもしろいので、もうお芝居を見てもらったら、もちろんそれでいいんですけれども、坂手港に来て、街並みを楽しんでもらうだけでも楽しいのでぜひ、瀬戸芸にいらっしゃる方は遊びに来てほしいと思います。」

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春は4月21日までの公演ですね。
「毎日、平日は12:20と14:20の2回、
土日は11:20、13:20、15:20の三回公演です。
それぞれ一時間程度の上演で参加は無料
お散歩演劇なので雨の日雨はお休みになります」

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参加したい方はどうしたらいいですか?

「参加申し込みは、当日、開演五分前まで
坂手港案内所「ei(エイ)」にお越しいただくか、
劇団「ままごと」まで、お電話でご連絡ください。
電話は090-2561-8730です。」

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町をお散歩しながらそこで作られた演劇を一緒に体験する。
ちょっと不思議感覚の「お散歩演劇」をぜひ体験してみてください。

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ちなみに「赤い灯台・赤い初恋」のラストシーンを迎えて、オリーヴァーはうるうる。
ニーナは号泣・・・・でした。


夏、秋の瀬戸芸の会期で演じられるのは、また別の作品になります。
春の「ままごと」お見逃しなく!


<坂手周辺記事>cry.bmp

・小豆島で夜の瀬戸芸を楽しもうA(ニーナ)

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posted by しまラジ! at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ○瀬戸内国際芸術祭 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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