2013年02月01日

5つのそらあみ(オリーヴァー)

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そらあみの作者、五十嵐晃さんは日比野克彦さんの元で一緒に活動をしていた
ことがあるそうデス。

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・・・沙弥島へ
「最初にそらあみを作ったのは三宅島。ベテランの漁師さんに編み方を教えて貰って
 編んでみたんですが、失敗ばかりで。その時に寄せる波の音を聴きながら
 みんなでやっていけないかな、と考えたんです。」

「みんなで、網を編んでいくことで人と人が繋がった、と感じました。」

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その時の網は今も三宅島に飾ってあるそうデス。

・・・沙弥島で作る
「今回はこちらに5つの島(沙弥島・瀬居島・与島・岩黒島・櫃石島)があると聞いて
 島々を周りながら編みました。」

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「漁師さんの作る網は今では機械編みなんですが、昔から変わってなくて世界中2種類
 の編み方しかないんですよ。」

「テキスタイルの原点であり、この編み方は人類が生み出した発明だと思います。」

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「普段から美しい風景を見ている漁師さんは美意識が高く、
 また海からの視点を持っているんです。海から(陸を)見る視点でもう一度(自分たちも)
 世界を捕まえなおせるんじゃないか、と思います。」

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「最初は、”網に色つけるんなら後から
 スプレーで塗ればいい”とかアウェイな事も言われましたが、みんなで作りたい
 そのプロセスが必要だと説明すると、色々言いながらも皆さんが色の組み合わせ  
 を考えながら、結局130名もの漁師さんが参加して作ってくれました。」

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・・・見てくださる方々へ
「130名の5つの島の手跡が残っています。網目の違い個性があります。
 手跡を見て欲しいですね。」

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「瀬戸内海の美しい風景を重ねて、海からの視点を網越しに感じて貰いたいです。」


浜辺で春の風をはらみ緩やかに揺れるそらあみ。
お出かけになってゆっくりと、網越しの海を、そして浜辺を歩きながら海からの視点で
楽しんでクダサイ!






posted by しまラジ! at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ○日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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