
火生三昧・湯立てなどの荒行を行う時、
行者は参詣者の代わりに生ける不動明王になって苦しみや悲しみがなくなるように祈り、
行を行っているそうです。

湯立ての湯花を身に受けると厄除けになるそうなので、
ニーナも近くでご利益をいただきました。
飛び散る湯の花は空中で冷やされるみたいでそれほど熱くありませんでした。

可愛い子どもの行者さん達も四方に祈りを捧げます。

行が始まると、参詣の輪の中から自然と般若心経をお唱えする声が上がります。
ニーナもわかるところは手を合わせて頭を下げてお唱えしました。

火生三昧の荒行をされた先達さんはこちらの大柴燈護摩供を
今年で27年間勤められた方。
東日本大震災の被災地宮城県のご出身の方で、
そのご縁もあって宮城県からのお遍路さんも多く参詣されていました。

清見寺さんの大柴燈護摩供に参加させていただいたのは去年に続いて2回目ですが、
火やお湯を使う荒行は気迫に満ちていて、思わず息を止めて見てしまいました。

炎が大きく上がる時は周りで見ていても、熱を感じるくらい熱く、修行されている方は大丈夫とわかっていても裸足で火の上を渡っていく様子をはらはらしながら見つめていました。

行者さんが渡り終えた後は、一般の方も火渡りに参加することができます。
今年はニーナも初体験しました。

湯立てに使ったお湯や笹の葉。
結界を作っていた御幣、火渡りの時の塩などは魔除け・厄払いなどのおかげがあるそうです。

みなさん大切に持ち帰って、家に置いたり、護符にして身に着けたりしているそうです。
とっても、ご利益がありそう。
こういったものをいただくことはなかなかないですよね。

来年の大柴燈護摩供は3月28日。
お不動さんの縁日に厳修されます。
「大難は小難に。小難は無難に」
日本中、世界中の人が日々、安穏にすごせますように。
いろいろメモしてましたから記事になるんだろうなと思ってました。
私、ニーナさんが火渡りしている様子を撮ってましたからブログに載せちゃいました。(*´∀`*)
(あの様子ではきっと修行の御利益はないものと………)(^Q^)/""
いつも、素敵なお写真をありがとうございます。
私ももっとがんばります!
火渡りの後、次の日と体が軽くて、ご利益はありましたよ!
行者さんの修行のおかげかな(笑)