
縁結びの御利益もあるという本覚寺さん。
いつも以上に強い願いを込めて護摩木に願いを書きました


護摩堂の中に入ると檀家の方以外にも少し離れた地区から毎月いらしているというご夫婦の方など十数名のみなさんが参加されていました。

午後7時頃 ご住職さんの談話があり護摩行が始まりました。
お堂の中にはご住職さんとみなさんのお唱えする般若心経が響きます。
ニーナも教本を見ながら一緒にお唱えしました。

護摩の火はどんどん高くなっていきます。
暗いお堂の中で燃え盛る火を見ていると心が落ち着くような高揚してくるような不思議な感覚になります。

ところどころつっかえながら一生懸命お唱えしていたのですが、
ちょっと気になる事が・・・
御幣がちょうど火が燃え上がる場所にかざられているので、火が高くなると燃えてしまわないのか心配になるのです。
それとも、燃えるのが正しい行なんだろうか・・とか。(雑念いっぱい・・・


そうしているうちに最後まで御幣は燃えないまま護摩焚きは終わりました。
どうしても気になったのでご住職さんにお聞きすると、
お不動さんの気持ちと行者の気持ちと祈る人の三つの気持ちが一つになった時、
御幣は燃えずに祈りが聞き届けられるそうです。

「炎の形はその時の心の様子が現れるんや」と、教えて下さった方もいらしゃいました。
確かに手を合わせているうちにどんどん自分の心の中を覗き込んでいるような気持になっていました。

本覚寺さんでは28日の午後7時から、毎月護摩焚きが行われています。
どなたでも参加できますので、ちょっと疲れたなという時には少し日常から離れて不思議な空気を体験するのもいいですよ〜
