
MeiPAMは3つのスペースに分かれていて、それぞれは徒歩で1分程度の距離。
ですが、地図をもらって道をたどっていっても迷ってしまう人が少なくないらしいです。

なんだか、これだけでShort Shortの一回分になってしまいそうですが
今日ご紹介するのは、現在MeiPAMで開催中の「冬季企画展」なんです。
MeiPAM01で行われているのは、世界的な球体関節人形作家・清水真理さんの、創作歴20年の作品の中からチョイスしたオブジェ、写真 約40点を展示する「えすぺらんさ〜希望」です。

清水さんの出身地・熊本県天草にちなんて、「天草四郎とキリシタン」を
テーマにした作品などが展示されています。

もともと、球体関節人形はリアルなものですが、怪しくも美しい天草四郎の人形は、ちょっとシュールな雰囲気さえも漂わせていますね。

また、MeiPAM02では香川県の立体造形作家、山端篤史(やまべり・あつし)さんの展示、
「メランコリック」です。松の木を組合わせて塗装した抽象的な作品で、作家ご本人の
コメントでは「湧いては消えていく感情を捉えて形にしている」そうです。

そして、MeiPAM03では小豆島出身で在住の妖怪画家・柳生忠平(やぎゅう・ちゅうべい)さんの「ヨルノ蟲(むし)」です。怪しいアカツキに照らされた不穏な空気の中にうごめく
「蟲」を描いていて一見オドロオドロシイのですが、なんと子どもに大人気なんだそうです。
中には、踊りだす子もいる・・・ということで、
これまた何か怪しい力に影響されているのでしょうか?

土庄本町のギャラリーMeiPAMの冬季企画展は、2月28日(木)まで開催。
毎週月曜日は休館日です。月曜日が休日の場合は火曜日がお休みとなります。
観覧料は、MeiPAM01-03を全てごらんになる場合は一般800円、中高生は500円。
1スペースずつご覧になる場合は、一般300円、中高生200円です。
以上、今日の小豆島Short Shortでした。
迷路の街については小豆島観光協会のまめナビでも!
